2011年10月下旬・気温12℃
林縁で鉄パイプの上を毛虫が一匹這い回っていました。
ナシケンモン(Viminia rumicis)というヤガ科の幼虫(黒色型)です。
現場で採寸すると、体長31mm。
図鑑『イモムシハンドブック』によると終齢幼虫の体長は30-35mmらしいので、おそらく終齢なのでしょう。
長い白髪の生えた頭をときどき高々と持ち上げて様子を窺います。
夕刻で冷えてきたのか、動きが鈍くなりました。
我々のような温血動物が鉄パイプに触れると体温が奪われ殊更に冷たく感じますが、毛虫のような変温動物にとっては気温と同じ体感のはずです。
10月上旬に撮った褐色型のナシケンモン幼虫@ヤナギ葉 |
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