2022/02/14

夕方の川で離合集散するダイサギとコハクチョウ【10倍速映像:野鳥】就塒前集合

 

2021年11月上旬・午後15:04〜17:00頃・晴れ(日の入り時刻は午後16:34)

夕暮れの川で白鷺が離合集散する様子を微速度撮影で記録しました。 
10倍速の早回し映像をご覧ください。 
これは長年温めていたテーマです。  
▼関連記事(5年前の撮影) 
・白鷺が集団就塒する川【前編:冬の野鳥】 
・白鷺が集団就塒する川【後編:冬の野鳥】

明るい午後の時間帯にはダイサギ(Ardea alba)3羽とコサギ(Egretta garzetta)1羽が川に点在して、のんびり佇んだり採食したりしています。 
やがてコサギはどこかへ行ってしまいました。 
途中から岩場を離れて中州の岸に移動して休むダイサギも居ました。 
昼間のダイサギには縄張り意識があるようで、互いに近づき過ぎると小競り合いが起こります。 
この川にはダイサギの食べる餌の量があまり多くないのでしょう。
日が暮れると捕食者(天敵)に対する不安感が増してくるようで、仲間内の敵対心が徐々に薄れて群れを形成するようになります。(就塒前集合) 
遠くの餌場で採食していたダイサギが1羽ずつ川に飛来して群れに合流するのです。 
白鷺が夕暮れの川に続々と舞い降りるシーンはとても美しく、いつ見ても感動します。 
いよいよ暗くなると、今度は1羽ずつ上流(右)の方へ飛び去ってしまいました。 
近くの河畔林に改めて塒入りしたのでしょう。(集団就塒) 
今回、ダイサギの就塒前集合は最大で計8羽という小規模なものでした。 
それでも長時間の早回し映像にすることで、離合集散のパターンが見えてきました。 

一方、コハクチョウ(Cygnus columbianus bewickii)の群れの動向はもう少し複雑です。 
明るい午後のうちから川に留まっていた6羽が、しばらくすると川面を落ち着きなく遊泳し始めました。 
V字の隊列を組んで上流(右)に向かって川面を助走し、飛び去りました。 
ところが、しばらくすると同じ川に戻って来るのです。(着水地点は画角の外) 
私の興味は白鷺の方にあったので、白鳥を個体識別できていませんが、同じ群れが何度も川に離着陸を繰り返しているようでした。 
コハクチョウの群れは毎年この川を集団塒としているので、夕方になると一旦飛び立って周囲の安全を確かめてから改めて川に塒入りするのでしょう。 
また、遠くの餌場で採食していた別の群れも続々と川に帰ってきて仲間と合流します。 
残念ながら私の予想が外れて、後半になるとコハクチョウの群れはカメラの画角内に収まってくれませんでした。 

被写体が純白で目立つので、相当暗くなるまで撮影が可能です。
(カメラの設定でゲインを最大に上げました。) 
暗くなるとカメラのオートフォーカス(AF)が効かなくなるので、明るいうちに焦点を固定しておく必要があります。

雨の降る夜に池畔をうろつくホンドタヌキ【暗視映像:トレイルカメラ】

 

2021年11月中旬・午後21:10頃・雨天・気温6℃ 

山中の水場の対岸(画面右上)にホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が現れました。 
トレイルカメラ(無人センサーカメラ)の動画が起動する前に右岸へ移動して姿を消しました。 

小雨が降る中、しばらくするとタヌキが右岸から戻って来ました。 
対岸の林道で泥の轍を軽快に飛び越え、左に立ち去りました。 

空白の1分20秒間にタヌキは画角の右外で池の水を飲んだのかもしれません。 
そのためには右岸の急な崖を水際まで降りる必要があるため、タヌキがそれをやる可能性は低いと私は思っています。 

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

2022/02/13

川で水浴中にはしゃぎ回るカルガモ群れの謎(野鳥)

 

2021年11月上旬・午後15:00頃・晴れ
前回の記事:▶ 川で水浴中にはしゃぎ回るオナガガモ♀♂の謎(野鳥)
オナガガモの群れが川で水浴する行動を記録するために、4分以上長撮りしてみると、画面奥に集まっていたカルガモ(Anas zonorhyncha)の群れも水浴びを繰り返していました。 
ときどき、ただの水浴ではない興奮状態(に見える)の個体がいました。 
何か危険を感じた群れがパニックになって逃げ惑う逃避行動ではありません。 
周囲の個体はのんびり過ごしているからです。 

水浴の前後に急に川面を突進したり、潜水したりしています。 
一旦潜水してから急角度で曲がり(フェイント)、浮上すると別方向へ突進する個体もいました。(画面左上隅から登場@0:40) 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:06〜) 

元気があり余っている個体がはしゃいでやる水浴行動のバリエーションなのでしょうか? 
川面が混み合ってくると、もっと空いた場所で水浴したくて移動するのかな? 
なんとなく私は異性にアピールする誇示行動ではないかと予想しているのですけど、カルガモの性別を外見で見分けられないので解釈が難しいです。 

証拠映像を撮るのが難しいだけで、実はよくあることなのでしょうか? 
まさかとは思いますが、もしも水鳥の興奮状態が異常行動だとすると、川の深刻な水質汚染を疑ってしまいます。 


 

↑【おまけの動画】 
謎の行動は前後の文脈に意味があるかもしれないので、4分強(4:18)長撮りした映像素材をブログ限定で公開しておきます。 

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