2022/01/27

山中の水場に夜な夜な飛来するコウモリ(その3:飲水)【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2021年10月下旬・午後
前回の記事(@10月中旬):▶ 山中の水場に夜な夜な飛来するコウモリ(その2)【トレイルカメラ:暗視映像】
里山の水場を監視するトレイルカメラ(無人センサーカメラ)をもう1台増やして、2方向から撮影することにしました。 
夜に飛来して水場の周囲を飛び回るコウモリ(種名不詳)の暗視映像をまとめました。 
同一個体を2つのアングルから同時に撮影することはできませんでしたが、2台のカメラが互いに死角をカバーし合って相補的に記録することが出来ました。 

シーン1:10/22 午後18:24 
池の岸辺と山側の崖を写すアングルのトレイルカメラに写っていました。 
山の湧き水が池に絶えず流れ込んでいます。
池の上をコウモリが何度も飛んでは崖の手前で旋回しています。(登場回数は5回/40秒間) 
同一個体が池の上空を何度も旋回しているのか、複数個体が登場しているのか、どちらでしょう? 
2頭が連続して飛来することがあったので、少なくとも2頭が飛び回っているようです。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 (@0:46〜

シーン2:10/25 午後21:02・気温6℃ 
池の上を飛んできたコウモリが崖の直前で引き返しました。 

シーン3:10/25 午後21:40 
池畔の崖にある横穴に仕掛けたカメラの映像。 
水場の上を何度も旋回し、水面を掠めるように飛んでいます。 
コウモリが飛びながら水面に一瞬触れたようで、波紋が広がりました。 (@2:21)
おそらく水を素早く飲んだのでしょう。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 (@2:58)

シーン4:10/29 午後22:30 
レンズが曇っていてほとんど見えません。 
気温が下がって結露したのでしょうか。(気温データなし) 
雨が降った日にレンズが泥水で汚れたのかもしれません。 
そんな悪条件でも水場を訪れるコウモリが撮れていました。 

飲水目的以外にも、池の周囲を飛ぶ夜行性昆虫を目掛けてコウモリが夜な夜な飛来していると考えられます。 
しかし、捕食シーンの決定的瞬間を撮るためには、もっと高性能・高画質のカメラが必要なようです。
(録画のフレームレートが15fpsではとても足りません。) 



セイタカアワダチソウの花蜜を吸うコアシナガバチの雄蜂♂

 

2021年10月下旬・午後13:55頃・晴れ 

堤防路に咲いたセイタカアワダチソウの群落でコアシナガバチPolistes snelleni)の雄蜂♂が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 
頭楯が白くて触角の先がカールしているのは雄蜂♂の特徴です。 
花穂を歩き回りながら吸蜜しています。 
2匹は花穂で互いにニアミスしても無反応でした。 
花穂の天辺まで登っても飛び立たちませんでした。  

セイタカアワダチソウの花には千客万来で、ニクバエの一種やハナアブの仲間(オオハナアブなど)も続々と飛来しました。 

この群落は背高アワダチソウにしては背丈が低い株でした。(矮小化) 
おそらく夏の間に一度草刈りされて、その後に再生したのでしょう。
毎年この堤防路にはセイタカアワダチソウの群落が生えるので、オオアワダチソウではないと思います。

2022/01/26

トンボを捕食するキセキレイ(野鳥)

 

2021年10月下旬・午前9:20頃・晴れ 

田んぼで稲作シーズンが終わると農業用水路に水が流れてこなくなります。 
山麓を流れるコンクリート三面張りの水路でキセキレイMotacilla cinerea)を見つけました。 
コンクリート護岸の上縁に乗って尾羽を上下しながら餌を探し歩いています。 
カメラを向ける私を警戒したのか、涸れ水路に飛び降りて姿をくらましました。 
水たまり程度に残った水面(止水)付近で何か虫を見つけたのかもしれません。 

水路沿いを私が更に進むと、今度はペアのキセキレイを発見。 
性別をじっくり見分けられませんでしたが、♀♂つがいなのかな? 
私が急いでズームインしている間に、片方のキセキレイが何か昆虫を捕食しました。 
手前の灌木が邪魔でピントを合わせられませんでしたが、せっかく撮れたので1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみましょう。 
右に居た個体Rが護岸の上縁に止まって休んでいたトンボを見つけ、素早く駆け寄って嘴で捕獲しました。 
獲物を咥えたままコンクリート護岸に数回叩きつけてとどめを刺したようです。 
後続の個体Lが近寄ったのは、給餌してもらえるかと期待したのでしょうか? 
しかし、Rは獲物を奪われまいと水路内に飛び降りて避難しました。

コンクリート三面張りの殺風景な水路なのに、渓流好きのキセキレイはここを渓流を見なしているのか、夏にときどき見かけます。
キセキレイを晩秋に見かけるのは珍しいかもしれません。
冬季には未だ一度もキセキレイを見たことがありません。
(キセキレイは)渓流を好み、主に夏鳥として飛来する。近年、越冬例が多いのは温暖化のせいかもしれない。 (『やまがた野鳥図鑑』p92より引用)

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