2021/09/23

柳の樹皮下に坑道を掘り進めるカミキリムシの幼虫

 

2021年7月上旬・午後14:35頃・晴れ 

湿地帯に自生する柳の灌木(樹種不詳)の幹の途中で樹皮が裂けて、隙間から白い幼虫の姿が覗いて見えます。 
おそらくカミキリムシの仲間の幼虫でしょう。 
丸々と太った幼虫が蠕動運動で坑道内を移動していました。 
幼虫が横を向いたときに頭部の大顎を正面から見せてくれました。 
坑道の掘削作業中のようで、木屑を外に排出しました。 
樹皮の裂け目や穴からフラス(幼虫の糞と木屑の混合物)を大量に排出した跡が残っていました。(排糞孔)
関連記事(7年前の撮影)▶ 柳に穿孔する昆虫が木屑を外に排出する瞬間
食樹の材内に穿坑するカミキリムシ幼虫の姿が外から見えるなんていう機会は滅多に無いので、せっかくなら引きずり出して全身像を調べるべきでしたね。 
やがてカミキリムシの幼虫は引っ込んで姿が見えなくなってしまいました。 
仮にカミキリムシ幼虫を採集したとして、素人が飼育して成虫まで育てることは可能なのかな? 
食樹の柳をどのような状態で与えれば良いのでしょう? 

鈴木知之『新カミキリムシハンドブック』によると、
 カミキリムシの幼虫は互いに似ていて、種を同定するには、飼育して確かめるか、標本を作り細部を調べる必要がある。ただ、幼虫の生息環境や食樹などから種が確定できることもあり、また亜科や属までなら判別可能なこともある。(p107より引用)
ちなみに、1匹のヨツボシケシキスイLibrodor japonicus)が柳の樹皮の割れ目に頭を突っ込んで樹液を吸汁していました。(頭隠して尻隠さず) 
この樹皮をめくってみると他にも様々な昆虫(魑魅魍魎)が潜んでいそうです。
関連記事(3年前の撮影)▶ 柳の樹液を吸いに集まるヨツボシケシキスイ
私は柳の種類を見分けるのが苦手です。 
最後に撮った枝葉の様子などから、この柳の和名が分かる達人がいらっしゃいましたら、教えて下さい。

マサキの花を舐めるヒラタアブ♀

 

2021年7月上旬・午後12:10頃・晴れ 

民家の庭の端に植栽されたマサキの生垣に小さな黄色い花が咲きました。 
そこにヒラタアブの一種♀が訪花していました。 
花から花へ忙しなく飛んで移動すると、口吻を素早く伸縮させて吸蜜しています。 
吸蜜時には羽ばたきを止めていました。 

訪花中の背後から突然、狩蜂(おそらくオオフタオビドロバチAnterhynchium flavomarginatum))が飛来しました。 
一瞬のニアミスを1/5倍速のスローモーションでリプレイしても狩蜂の性別は不明です。 
探餌飛翔中の♀だとすれば、獲物(蛾の幼虫)ではないと判断したようで、ヒラタアブ♀を攻撃せずに飛び去りました。 
花蜜目当てで来ただけかもしれませんが、訪花シーンを見れず残念でした。 

他にもマサキの花の周囲を小さなハナアブ同士で激しい空中戦を繰り広げていたのですが、あまりにも動きが早過ぎて動画に撮れませんでした。(縄張り争い? 探雌飛翔?) 

※ カメラのレンズが埃で汚れていて見苦しいですね…。

 
関連記事(4ヶ月前の撮影)▶ マサキの落果を採食するヒヨドリ(冬の野鳥)

2021/09/22

死んだアメリカザリガニに群がり解体運搬するクロクサアリ♀【10倍速映像】

 

2021年7月上旬・午後15:35〜16:08頃・くもり 

大雨の後で氾濫した湿地帯の水が引くと、アメリカザリガニProcambarus clarkii)の死骸が多数散乱していました。 
その中で、クロクサアリLasius fuji)のワーカー♀が群がっていた2匹の死骸a,bに注目し、三脚を立てて微速度撮影してみました。 
10倍速の早回し映像をご覧ください。
関連記事(6年前の撮影)▶ アメリカザリガニの死骸に群がるクロヤマアリ♀【微速度撮影】
シーン1:(@0:00〜) 
アメリカザリガニの死骸aは腹を向けて地面(遊歩道)に転がっていました。 
クロクサアリ♀は死んだザリガニの外骨格の隙間から潜り込み、体内の柔らかい組織を細かい肉片に解体してせっせと巣に運んでいます。
シーン2:(@1:20〜) 
少し離れた地点で、アメリカザリガニの死骸bは側面を向けて地面(遊歩道)に転がっていました。 
クロクサアリ♀は泥だらけの地面をなるべく歩きたくないようです。 
画面左で斜めに通る枯れ草の茎を餌の運搬通路(高速道路)として使っています。 

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