2021/07/12

リンゴの花で吸蜜するマメコバチ♂

 

2021年4月下旬・午後14:30頃・晴れ 

満開に咲いたリンゴの果樹で、おそらくマメコバチ♂(Osmia cornifrons)と思しき蜂が訪花していました。 
触角がやや長く、全身が真っ黒な蜂です。 
白っぽい体毛が生えています。


花から飛び立つ瞬間を 1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
残念ながら顔の正面(頭楯)は見せてくれませんでした。

 採集もしてないのに、この蜂がなぜマメコバチ♂だと思ったかと言うと、リンゴに訪花中のマメコバチ♀に飛びかかって交尾を挑む瞬間を動画に撮れたからです。
関連記事(同日の撮影)▶ マメコバチ♂の探雌飛翔と♀の交尾拒否
 
リンゴ園でマメコバチ♂は交尾相手の探索(探雌飛翔)に忙しく、吸蜜シーンを撮れたのはこの一度きりでした。
♀と違って雄蜂♂は集粉しませんから、ハキリバチ科でも腹部下面にスコパ(花粉刷毛)はありません。 
 

繁殖期でも夕方のキジ♂は鳴かなくなる(野鳥)

 

2021年4月下旬・午後18:00頃・くもり(日の入り時刻は午後18:27)
前回の記事(16日前の撮影):▶ キジ♂が刈田で追手をまいて行方をくらます2つの方法(野鳥)
日没前の薄暗い刈田で顔馴染みのキジ♂(Phasianus versicolor)とまた出会いました。 
 刈田は未だ田起こし(耕耘)される前の状態ですが、水入れに備えて畦がきれいに整形されています。 
 私が近づくとキジ♂は足早に隣接する枯れヨシ原の方へ逃げて行きます。 
明らかに私を怖がって(嫌がって)避けているのです。 
このヨシ原は、隣接する田んぼを縄張りとするキジの隠れ家になっています。 
しかし、この時期のヨシは未だ枯れたままで芽吹いておらず、(地味な♀ならともかく)派手な羽毛のキジ♂は隠れる場所がありません。 

やがてヨシ原の手前にある農道で立ち止まりました。 
背伸びをして遠くを見張り、辺りをキョロキョロ見回しています。 
全身の羽毛を膨らませて身震い。(@3:36) 
警戒を解くと、地面を少し啄みました。 
採食と言うよりも、嘴を枯草で拭っただけの印象です。 
いつまでも立ち去らない私に対する苛立ちから来る転移行動なのかな? 

いよいよ辺りが薄暗くなってきました。 
私もカメラを持つ腕が疲れてきましたが、手持ち夜景モードで長撮りを続けます。 
キジ♂が小声でつぶやくように鳴いているようにも見えますが、遠くて聞き取れません。 
農道でじっと佇んでいたキジ♂がようやく歩行を再開。 
用水路を飛び越えて枯れヨシ原に移動しました。 
ここが夜の塒(ねぐら)なのか?と思いきや、採食しながらまた戻って来ました。 
立ち止まって羽繕いを開始。(@8:21) 

畦道から刈田に降りると田んぼを歩いて横断します。 
次の畦道を乗り越えて、奥の刈田に降りました。 
畦道の死角に隠れるのは、しつこい私を撒くためにこの♂個体がよくやる得意の作戦です。 
私は撮影アングルを求めて急行したのですが、キジ♂を見失ってしまいました。 
前回と同じく、畦道の陰に入ると全力疾走で助走してから低く飛んで逃げたのでしょう。 
緩急をつけた見事な逃げっぷりです。 
今回もキジ♂の塒(ねぐら)入りを見届けることができませんでした。 

「長撮りしても一度も鳴かなかった」という事実をお伝えするために、動画素材をほぼ無編集でお届けしました。 
繁殖期なのに撮影中のキジ♂が母衣打ちを全くしないのが不思議でした。 
昼間なら定期的にケンケーン♪と鳴いて縄張り宣言しているはずです。 
農道で立ち尽くすキジ♂をじっと観察していると、そのボディランゲージから母衣打ちしたい気分が高まってきて「今に鳴くぞ、鳴くぞ…ほら鳴いた」と分かるのです。
しかし夕暮れ時になるとキジ♂は全く鳴かなくなると分かりました。 
体内時計に支配されているのか、それとも照度が下がると、鳴きたい気分が失せるのでしょう。
翌朝までゆっくり休んで体力回復に務めます。 
私の予想では、おそらく夕方になるとキジ♀がまず活動を止めるため、♂も♀を自分の縄張りに誘う母衣打ちをしなくなるのだろう、と考えています。 
隣の縄張りのキジ♂と紳士協定を交わして、夜は無駄に鳴かないようにしているようです。 

それに対して例えばオオヨシキリは昼行性なのに、夜もヨシ原でひっきりなしに♂が囀り(さえずり)続けます。 
オオヨシキリの♂は大変ですね。

2021/07/11

リンゴの花で採餌するマメコバチ♀【HD動画&ハイスピード動画】

 

2021年4月下旬・午後14:40頃・晴れ 

リンゴ園でハキリバチ科の仲間が何匹も忙しなく訪花していました。 
映像の後半は、1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:00〜) 
スコパに橙色の花粉を付けて運んでいます。 
この蜂が果樹園でミツバチよりも効率よく授粉を媒介することで有名なマメコバチ♀(Osmia cornifrons)なのかな? 
頭楯に突起が生えていました。(@1:40)
この小規模なリンゴ園でも刈り取ったヨシの茎を大量に束ねてリンゴの木の下に置いてあり、借坑性のマメコバチに巣を提供していました。(映像公開予定) 
リンゴの花が満開の時期に来てみたものの、思ったほどマメコバチ♀の数は多くありませんでした。 (見に来るのが少し遅かった?)

蜂が飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:33〜) 
ところが、うっかりしたのかマメコバチ♀はリンゴの花から滑落してしまいました。 
空中ですぐに体勢を立て直すと、ホバリングしてから隣の花にしがみつきました。

ランダムに記事を読む