2021/07/08

日光浴の合間に閉じた翅を震わせるアカタテハの謎【HD動画&ハイスピード動画】

 

2021年4月下旬・午後15:50頃・くもり 

里山の尾根道を縄張りとするアカタテハVanessa indica)と出会いました。 
厳しい冬を無事に生き延びた個体です。(アカタテハは成虫越冬) 
尾根道の上を低空飛行で忙しなく往復(いわゆる蝶道)しても、やがて山道に着陸します。 
曇り空ですが、翅を全開に広げて日光浴を始めました。 
地上のアカタテハは口吻を縮めたままで、地面を舐めていませんでした。 
ここまではよく見かける行動ですけど、アカタテハが翅を閉じたときにその翅を細かく震わせていることに気づきました。
関連記事(1〜1.5年前の撮影)▶ 
アカタテハの日光浴

越冬明けのアカタテハ:日光浴と飛翔【HD動画&ハイスピード動画】 

この個体は縄張り占有行動に余念がないので、侵入者(領空侵犯)が飛来したらその途端にスクランブルで飛び立つ必要があります。 
体温が下がらないように飛翔筋の準備運動をしているのでしょう。 
つまり、即時対応でスクランブル発進できるように翅を細かく震わせてスタンバイしているのです。 
気温を測るべきでしたが、残念ながら温度計を持参していませんでした。 
私の体感では全く寒くなく、過ごしやすい春の気温でした。 
わざわざ準備運動が必要なほどの低温ではないと思ったので、アカタテハのシバリングが興味深く思ったのです。 
翅を全開にするとアカタテハのシバリングは必ず止まり、翅をしっかり閉じると再開します。 
暑い夏でも同様のシバリングをするのか、確かめてみるつもりです。

飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@4:11〜) 
閉じた翅を震わせながら待機(スタンバイ)していれば、翅を素早く打ち下ろすだけで飛び立つことが可能です。 
しかし翅が全開状態だと、一度翅を閉じてからでないと飛び立てないので、タイムロスが生じます。 

このような昆虫の体温調節行動や準備運動をサーモグラフィカメラで動画に記録してみたいのですが、高嶺の花です。 
近年のコロナ禍でサーモグラフィカメラの需要が一気に高まったので、もっと値段が安くならないかなーと期待しています。

シデの花穂で採食するマヒワ♀♂の群れ(野鳥)

 

2021年4月下旬・午後15:30頃・晴れ 

里山の山腹でマヒワ♀♂(Carduelis spinus)の大群が賑やかに鳴き交わしながら樹々の間を忙しなく飛び移っていました。 
とある木に群れが落ち着いたところで動画を撮り始めました。 
尾根の近くに自生する落葉広葉樹で、黄色い花穂を付けています。 
若葉は未だ開いていません。 
私のよく知らない木でしたが、これはシデの仲間の雄花でしょうか? 
「シデ類の中で寒冷地に最も適応した種」とされるサワシバ(サワシデ)かな? 
黄緑色の花穂に対してマヒワはちょうど保護色のように紛れてしまいます。 
枝から枝へ飛び回り、たまに花穂をつついて虫を探索しているように見えたのですけど、マヒワはアトリ科で種子食性らしい。 

マヒワはブログ初登場の鳥なのに、後半になると私は近くの啄木鳥(アカゲラ?)に気を取られてしまい、その間にマヒワの群れは逃げてしまいました。 

※ マヒワの鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

2021/07/07

リンゴの花で授粉を助けるセイヨウミツバチ♀

 

2021年4月下旬・午後14:10頃・くもり 

白い花が満開に咲いたリンゴ園でセイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。 
吸蜜しながら花粉を集め、後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を付けて巣に持ち帰ります。
リンゴの花が満開なのに素人目には訪花昆虫(送粉者)の数が少ない気がしたのですけど、大丈夫なのでしょうか?
ここではマメコバチ♀の姿を見かけませんでした。
別のリンゴ園も見学することにします。 

※ 動画編集時に逆光補正を施しています。
複数個体を撮影。

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