2021/07/07

夕方に枯れヨシ原をうろつくキジ♂(野鳥)

 

2021年4月下旬・午後17:30頃・くもり 

夕方に出会ったキジ♂(Phasianus versicolor)です。 
刈田の方から歩いて来て、砂利が敷かれた農道をゆっくり横断していました。 
こちらを見て私に気づくとやや足早になり、道端のガードレールの下をくぐりました。 
その先は土手になっていて、枯草に覆われた階段をキジ♂は慎重に降りて行きます。 
広大な湿地帯のヨシ原は未だ枯れたままでした。 
キジ♂はガサガサと足音を立てながら枯れたヨシ原を移動していきます。 
しつこく見ている私を警戒しているようで、物陰に隠れよう隠れようとしています。 
やがて、柳の木の茂みの陰でキジ♂は動かなくなりました。 
茂みに隠れてキジ♂の目が見えないということは、キジからも私が見えてないということになります。 
キジの顔を見ようと私が少しでも動けば、キジは嫌がってまた逃げてしまいそうです。 
あるいは、このまま柳の木の下で夜を過ごすのかな? 
キジの塒入りを私は未だ見たことがありません。

長々と撮影している間にキジ♂が母衣打ちの縄張り宣言を一度もしないのが不思議でした。 
どうやら、薄暗い夕方にはやらないようです。 
翌日の夜明けからまたケンケーン♪と鳴くはずです。 
あるいは、スニーカー戦略の劣位個体が優位個体♂の縄張りである湿地帯にこっそり侵入したのかな…?と妄想をたくましくしてみました。 
湿地帯でこれからヨシの若葉が再び茂り始めると、キジの行動を観察したくても視界が遮られてしまいます。(全ては藪の中)

2021/07/06

ダイコンの葉裏に産卵するモンシロチョウ♀

 

2021年4月下旬・午後13:20頃・くもり 

民家の家庭菜園で栽培されたダイコン(大根)の周囲をモンシロチョウ♀(Pieris rapae)が飛び回っていました。 
普段あまり意識しないで食べている方もいるかもしれませんが、大根はアブラナ科の野菜で、モンシロチョウの幼虫が好む食草の一つです。 
♀は葉のあちこちに止まると翅を閉じたまま腹部を曲げて葉裏に産卵しました。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:29〜) 

公道から通りすがりに撮影しました。 
ダイコンの葉裏にモンシロチョウの卵がひと粒ずつ産みつけられていることを確認したかったのですが、勝手に他人の庭に侵入する訳にはいきません。

拾った羽毛を産座の巣材として巣に搬入するスズメ(野鳥)

 

2021年4月下旬・午後14:55頃・くもり 

農村部でフワフワした白い羽毛を拾ったスズメPasser montanus)が嘴に咥えたまま、納屋のトタン屋根の上に飛び上がりました。 
産座として巣内に敷き詰める材料を運搬中だとすぐに分かった私は、このスズメが帰巣するまで見届けることにしました。
▼関連記事(1、3年前の撮影) 
巣材として羽毛を集めるスズメ(野鳥) 
巣材の枯草を集め軒下の穴に搬入するスズメ(野鳥)【HD動画&ハイスピード動画】

ところが、初めからこのトタン屋根に止まっていた2羽のスズメのうちの片方が、羽毛を運んできた個体を攻撃して追い払ってしまいました。 
営巣地を巡る縄張り争いがあるのでしょうか? 
スズメ同士で巣材の奪い合い(盗み寄生)があるのなら興味深いのに…と思いつつ撮影を続けます。 

しばらくすると、羽毛を咥えた個体が左から戻って来ました。 
屋根の棟をピョンピョン跳んで右端まで移動しています。 
今度は邪魔をする個体は居ませんでした。 
トタン屋根の端に足を掛けてぶら下がり、入巣のタイミングを見計らっています。 
営巣期の野鳥は巣の位置を極力ヒトに知られたくないので、今回のスズメもおそらく私に見られていることを気にしているのでしょう。 
軽くホバリングして屋根の棟に戻ってしまいました。 
何度も入巣をためらっています。 

そこへトタン屋根を左から登場した別個体も嘴に何かフワフワした物を咥えていました。(@0:58) 
このスズメも産座の巣材を運搬中なのかもしれません。 
植物の綿毛を運んでいるようにも見えたのですけど、近寄って来た別個体(餌乞い?)を警戒して逃げてしまいました。 

 一方、羽毛を咥えたまま入巣をためらっていた個体が遂に、屋根の棟の端にあるトタンの隙間に潜り込み、巣材を搬入しました。(@1:07) 
この巣は比較的安全な場所かもしれませんが、直射日光が照りつけると巣内はかなり熱くなりそう…と老婆心ながら心配になります。 

そのまま長撮りを続けると、入巣から1分25秒後にようやくスズメが空荷で巣口に頭から姿を現しました。(@1:55) 
トタン屋根の裏側の空間(屋根裏)がどうなっているのか分かりませんが、スズメの親鳥が巣内で方向転換できるぐらいの広さはあるようです。 
スズメは巣口から身を乗り出してしばらく周囲を見張ってから、外に飛び出しました。 
出巣の直後に左急旋回して屋根の棟の端に着地すると、羽繕いを始めました。 
一休みしただけで、すぐにまた左へ飛び去りました。 

入巣および出巣の瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ(@2:25〜)。
スズメが産座の巣材を搬入する一部始終を観察できたのは初めてで、嬉しい収穫でした。

 

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