2021/01/26

ナギナタコウジュの花で採餌するトラマルハナバチ♀

 

2020年10月上旬・午後14:35頃・くもり 

山麓の道端に咲いたナギナタコウジュの群落でトラマルハナバチBombus diversus diversus)のワーカー♀が忙しなく訪花していました。 
マルハナバチ類の中でも長舌種のトラマルハナバチは、ナギナタコウジュに正当訪花で吸蜜するには持て余すほど舌が長いです。 
そのため、花弁が次から次に落ちてしまいます。(落花) 
後脚の花粉籠に黄土色/黄色の花粉団子を大量に付けています。 
現場は薄暗い林縁でした。
▼関連記事(6年前の撮影) 
ナギナタコウジュの花蜜を吸うトラマルハナバチ♀

ミゾソバの花蜜を吸うミドリヒョウモン♂

 

2020年9月下旬・午前10:45頃・くもり 

里山の林道沿いに咲いたミゾソバの群落でミドリヒョウモン♂(Argynnis paphia)が訪花していました。 
翅の縁が激しく損傷した個体ですが、翅を開閉しながら吸蜜しています。 
翅裏の模様を見ないとヒョウモンチョウの仲間は見分けられないのですけど、翅表の模様も透けてしまうとお手上げです。 
ようやく翅裏がしっかり見えて、ミドリヒョウモンと判明しました。 

この組み合わせが初見なのは意外でした。

2021/01/25

川の岸辺で捕食するダイサギ(冬の野鳥)

 

2020年2月上旬・午後15:30頃・晴れ 

雪国の街中を流れる川の岸に1羽のダイサギArdea alba)がいました。 
尾羽の飾り羽が美しいですね。 
長い足でゆっくり水際に歩み寄ると、何か小さい獲物(貝や小動物?)を捕食しました。(@1:00) 
食後は川の水で嘴を軽くゆすぎました。(水を飲んだ?)(@1:30) 

その後は川岸に沿って上流へどんどん歩いて来ます。 
このとき、歩きながら足をガクガクと動かしています。 
川底に振動を与えて隠れている獲物を追い立てて捕食する作戦です。 
「足踏み追い出し漁」と命名した行動で、ダイサギをよく見ていると毎年観察することが出来ます。

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