2020/05/22

川面で求愛するカルガモ♀♂(冬の野鳥)



2019年12月中旬・午後12:50頃・晴れ

川面に2羽のカルガモ♀♂(Anas zonorhyncha)が並んでいました。
上流を向いて互いに見つめ合いながら、首を伸縮させて頭を上下に動かし、交互にお辞儀を繰り返しています。
これはカルガモの求愛行動です。
なかなか良い雰囲気のカップルで、このまま交尾に発展しそうだったのですが、直後に飛来したカワウに気を取られてしまい、カルガモの配偶行動を最後まで見届けられませんでした。



▼関連記事(数日後に同じ川で一部始終を撮影)
カルガモ♀♂の求愛・交尾行動(冬の野鳥)

右の個体が大きいが、この時点では性別不明。

2020/05/21

灼熱の路上で休むオナガサナエ♀の謎



2019年8月下旬・午後13:45頃・晴れ

川沿いの堤防上の舗装路でオナガサナエ♀a(Melligomphus viridicostus)を見つけました。
青緑の複眼は、成熟個体である印です。
よく見ると、何か小さな獲物を食べ終えた直後のようです。(口器から食べ残しがはみ出ている)
大きな複眼の付いた頭部がギョロギョロと動き、辺りを油断なく見張っています。

真夏の直射日光に照らされた灼熱のアスファルト上に(わざわざ選んで?)止まっているのは何故でしょう?
路面温度を測ると49.2℃、気温は30.1℃でした。
変温動物のトンボが50℃近い高温にも平気で耐えているのは驚異的というか、とても正気の沙汰とは思えません。
例えば少し移動して道端の草の葉に止まるだけで温度はかなり下がるはずです。
あまりの暑さに死にかけているのかと思いきや、急に飛び立って少し離れた路上に再び着陸しました。
観察している私の方が熱射病になりそうです。

路上でオナガサナエ♀は腹部を斜めに持ち上げていましたが、倒立姿勢(オベリスク姿勢)というほど急角度ではありません。
トンボは暑過ぎると体温調節のために自分の影がなるべく最小になるように倒立するはずですが、今回は腹端がきっちり太陽の方を向いていませんでした。

暑さに強いのはこの個体aが特別なのかと思ったら、数分後に別個体の成熟♀bも少し離れた灼熱の路上で休んでいました。
川沿いの目立つ場所に居座り、早く♂に見つけてもらって交尾したいのかな?
オナガサナエという種類のトンボに出会ったのはこの日が生まれて初めてなので、分からないことばかりです。


オナガサナエ成熟♀a:顔@舗装路上+オベリスク姿勢+虫捕食


オナガサナエ成熟♀b:側面@舗装路上

川で水浴し水を飲むマガモ♂(冬の野鳥)



2019年12月下旬・午後15:50頃・くもり

夕方の川に行くと、マガモ♀♂(Anas platyrhynchos)の群れが対岸の近くで浮いていました。
冬鳥のマガモは性的二型で、♀♂を見分けるのが簡単です。

頭部が鮮やかな緑色(メタリックグリーン)の♂が川面で水浴するシーンを初めて観察できたので、映像をまとめてみました。
尾羽を左右に振りながら頭を勢いよく水中に何度も浸し、全身に川の水をかぶっています。
さっぱりすると上に伸び上がりながら羽ばたき、水気を切りました。
次に尾羽を左右に振りながら頭を水面まで下げると、嘴で水をすくって飲みました。
喉を潤したマガモ♂は羽繕いを始めました。
続いて隣の♂個体も水浴びを開始。
後半は単独♂の行水シーンです。
この個体は水浴後の羽繕いをしませんでした。

水浴後に水を飲んだのは、初めに登場した1羽目の個体だけでした。

マガモ♂は夕方が水浴びタイムなのかな?
しかし一方で、地味な羽色の♀は水浴しませんでした。




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