2020/03/22

ヤマハギの花蜜を吸うエゾギクキンウワバ(蛾)の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2019年10月上旬・午後14:15頃・くもり

つづら折れの峠道でコンクリート法面補強の上の崖から垂れ下がるように生えたヤマハギ(山萩)※ の灌木で地味な蛾が数頭、訪花していました。

※ 花序が葉より長いのでマルバハギではなくヤマハギと判明。(参考:『樹木見分けのポイント図鑑』p257)


吸蜜中も激しい羽ばたきを続けていることが多いです。
花に足を掛けているので、ホバリング(停空飛翔)ではありません。
ただし、たまに吸蜜中の羽ばたきを止めていることがありました。
花の蜜量が多いと省エネのためにアイドリング・ストップするのかな?

吸蜜中の羽ばたきおよび飛び立つ瞬間を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:15〜)
飛び立つと口吻をクルクルとゼンマイ状に縮めました。
次の花に来ると前脚で花弁を掴んで着陸し、蝶形花をよじ登ります。

複数個体を撮影。

動画とは別に、同定用の写真を撮るのに苦労しました。
蛾の激しい羽ばたきを止めた瞬間を切り取るためにシャッタースピードを上げ、ストロボを焚きました。
しかし何枚撮っても、肝心の翅の斑紋の色が不自然になってしまいました…。(ストロボの白飛び?)

ストロボにディフューザーを装着すべきでしたね。
普段動画ばかり撮っていると、静止画撮影(虫撮り)の細かなノウハウを忘れてしまい咄嗟に実践できません…。
昼行性のヤガ科で○○ウワバだろうと予想がついたものの、よく分かりません。
いつもお世話になっている新・蛾像掲示板に蛾像を投稿して問い合わせたところ、土星人さんより「エゾギクキンウワバ(Ctenoplusia albostriata)かな」とご教示頂きました。


エゾギクキンウワバ(蛾)@ヤマハギ訪花吸蜜:ストロボ使用
エゾギクキンウワバ(蛾)@ヤマハギ訪花吸蜜:ストロボ使用
エゾギクキンウワバ(蛾)@ヤマハギ訪花吸蜜:ストロボ不使用

過去の記録を辿ってみると、自分でもすっかり忘れていたのですが9年前にエゾギクキンウワバを室内羽化させていました。
チカラシバの穂に作られた謎の繭を2010年10月上旬に採集し、7日後に羽化しました。

エゾギクキンウワバa(蛾)@室内羽化

キヅタの花蜜を吸うコガタスズメバチ♂の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2019年10月上旬・午前11:35頃

ブロック塀を覆い尽くしたキヅタ(別名フユヅタ)の群落でコガタスズメバチ(Vespa analis insularis)の雄蜂♂が訪花していました。

クロヤマアリ(Formica japonica)のワーカー♀も花に群がって吸蜜していて、コガタスズメバチ♂が同じ花序に来ると足先を何度も咬んで攻撃しています。(蜜源の縄張り争い)
その度にコガタスズメバチ♂は咬まれた爪先をピクッと持ち上げています。
体格差があり過ぎるため、コガタスズメバチ♂はアリに反撃しようがありません。
アリの嫌がらせに耐えかねてコガタスズメバチ♂は別の花序へ飛んで移動しました。

花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:45〜)

この日はコガタスズメバチのワーカー♀も一緒に訪花していたのですが、それは以前撮影済みなので、今回は触角の長い雄蜂♂の訪花シーンだけをまとめました。

▼関連記事(2年前の撮影)
キヅタの花蜜を吸うコガタスズメバチ♀




コガタスズメバチ♂@キヅタ訪花吸蜜

2020/03/21

電柱の天辺で鳴き、飛び立つトビ(野鳥)



2019年10月上旬・午後16:35頃

農村部の道端に立つ電柱の天辺に猛禽類が止まっていました。
夕暮れ時で薄暗く、シルエットしか見えませんが、ピーヒョロロ…♪と甲高い声で鳴いているのでトビ(Milvus migrans)のようです。
眼下に広がる刈田を見つめています。

私が望遠レンズを向けたら警戒して、すぐに止まり木から飛び立ちました。
逆光気味ですけど、羽ばたく翼の下面の斑紋からトビと確定しました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
羽ばたきと滑翔を交互に繰り返して田園地帯を飛び越え、山の方へ飛び去りました。

※ 夕方に撮った薄暗い映像なので、動画編集時に彩度を少し上げています。


トビ(野鳥)@電柱天辺

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