2019年8月下旬・午前11:40
雑草の生い茂った土手からジャノメチョウ(Minois dryas bipunctata)が飛び立つと、別個体を追いかけたり互いにもつれ合うように激しい乱舞を始めました。
しかし2頭はすぐに別れ、土手を飛び越えて姿を消しました。
♂同士の縄張り争い、それとも♀♂ペアによる求愛飛翔のどちらでしょうか?
1/5倍速のスローモーションで再生してみると、1頭の後翅裏面に目立つ白帯があるので♀、他方が♂のようです。(図鑑によれば例外もあるようですが、今回は難しく考えないようにします。)
ハイスピード動画に切り替える間もなく、逃げられてしまいました。
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ジャノメチョウ2@求愛飛翔・乱舞 |
2019年8月下旬・午後14:25頃・天気雨
▼前回の記事
ミゾソバの花蜜を吸うハラアカヤドリハキリバチ【HD動画&ハイスピード動画】
道端に咲いたミゾソバに訪花を繰り返していたハラアカヤドリハキリバチ(旧名ハラアカハキリバチヤドリ)(Euaspis basalis)が、吸蜜を止めて身繕いを始めました。
なぜか左前翅だけ広げ、左後脚で左脇腹を掻いたり、左右の後脚同士を擦り合わせたりしています。
小雨がパラパラと降り始めた(天気雨)せいなのか、飛び立つ気配がありません。
化粧が済んで休んでいる間も、左前翅を戻さないのが気になります。
左前翅の根元が脱臼していてうまく閉じられないのかな?
それまで普通に飛び回っていたので、活動への支障は特に無いようです。
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ハラアカヤドリハキリバチ@ミゾソバ訪花+休息 |
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ハラアカヤドリハキリバチ@ミゾソバ訪花+休息 |
2019年7月下旬・午前5:40頃
山麓のニセアカシア(別名ハリエンジュ)樹上に1頭のニホンザル(Macaca fuscata fuscata)が隠れていました。
群れから離れて単独で暮らす♂個体(離れ猿)のようです。
初めはかなり警戒していて、枝葉の隙間からこちらをこっそり覗き見しています。
太い幹を少し登ると私を見下ろし、じっくりと品定め。
ニセアカシアの幹や枝には鋭いトゲが生えているのですが、ニホンザルは特に嫌がることもなく、平気で木登りしています。
警戒が解けると体を掻き、口をモグモグさせて頬袋の中の食物を食べ始めました。
周囲の山林では多数のニイニイゼミ♂(Platypleura kaempferi)がチィー♪とひたすら単調に鳴き続けています。
つづく→ニセアカシア樹上で未熟な豆果と若葉を食べるニホンザル♂
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ニホンザル♂:離れ猿@ニセアカシア樹上+警戒 |
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ニホンザル♂:離れ猿@ニセアカシア樹上+警戒 |