2019年7月下旬・午前8:30頃
野生ニホンザル♀(Macaca fuscata fuscata)が水路沿いに設置されたフェンスの手摺に腰掛けて、何かを美味しそうに食べていました。
黄色くて食感がホクホクしているので、蒸したサツマイモまたは焼き芋のように見えます。
これがもし生のサツマイモなら、白くて食感も硬いはずです。
蒸したサツマイモ(または焼き芋)を一体どこから失敬してきたのでしょう?
加熱調理したサツマイモだとすれば、猿が近くのサツマイモ畑を荒らして盗んできた可能性は除外できます。
お墓やお地蔵さんのお供え物かな?
近隣住民が残飯を堆肥にするつもりで庭や畑へ不用意に捨てているのでしょうか?
山里の農村では農作物を食い荒らす猿害に悩んでいるので、近隣住民の誰かがわざわざ野生ニホンザルに餌付けしているはずはありません。
猿への餌やりを禁じる看板があちこちに立てられているぐらいです。
それとも猿害対策でニホンザルを生け捕りにするための罠に仕掛けてあった餌をちゃっかり盗んできたのでしょうか?
ただし、この日私は近くで罠(捕獲檻)を見つけていません。
例えば6年前に見かけた罠にはニホンザルを誘き寄せる餌として、リンゴ、カボチャ、トウモロコシが捕獲檻の中に置かれていました。
実は過去にもほぼ同じ場所でカボチャ泥棒の猿を見ています。
▼関連記事(5年前の撮影)
カボチャ泥棒のニホンザル♂
私に気づくと、猿は気まずそうに背中を向けてしまいました。
股間に睾丸が無かったので、♀と判明。
サツマイモ?の皮や食べ残しを捨てると、体を掻きました。
(後で思うと、この食べ残しを拾いに行って、本当に蒸したサツマイモかどうかメニューをしっかり確かめるべきでしたね。)
その後ニホンザル♀は立ち上がって水路横に生えたクリの枝を掴み、樹上に跳び移りました。
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| ニホンザル♀@水路手摺+蒸しサツマイモ?採食 |
2019年8月中旬・午後17:51
民家の庭に植栽されたエンジュの大木にハラアカヤドリハキリバチ(旧名ハラアカハキリバチヤドリ)(Euaspis basalis)も訪花していました。
忙しなく吸蜜しています。
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
ところで、本種の性別はどうやって見分けるのですかね?
ハラアカヤドリハキリバチはオオハキリバチの巣に労働寄生する種なので、♀も集粉しないためスコパが退化しています。
つまりスコパの有無による性別判定が出来ないのです。
『日本産ハナバチ図鑑』p286を見ても、ハラアカヤドリハキリバチの性別判定法に関する記述がありません。
掲載された顔写真を見比べると、♀の方が大顎が発達しているようです。
しかし採集して標本を精査しない限り、フィールドで撮った生態写真または動画から大顎を見るのはまず無理でしょう。
ハラアカヤドリハキリバチが居るということは、この辺りに寄主のオオハキリバチが多く生息している証拠です。
▼関連記事
エンジュの花で採餌するオオハキリバチ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】
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| ハラアカヤドリハキリバチ@エンジュ訪花吸蜜 |
2019年8月上旬・午後
路地裏でハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が側溝の中に入ろうとしていました。
近くで見ている私を警戒し、初めはコンクリート護岸の上で躊躇しています。
やがて警戒を解くと、慎重にコンクリート護岸を一段ずつ降りて行きます。
途中でコンクリート壁面の地衣類を啄んだのは、微小な虫を捕食したのでしょう。
白い糞をポトリと排泄しました。(@1:25)
意を決したように用水路の底に飛び降りると、水際で嘴を浅い水面に浸して水を飲みました。
喉の乾きを癒やしたハクセキレイ♂は、水路に沿って歩きながら、ユスリカなど微小な虫を捕食し始めました。
水際の岸が斜面になっていて歩きにくそうです。
途中で顔を右足で掻きました。
最後は水路の外に飛び出し、路地に戻りました。
私が近づくと飛び立ち、近くのビルの屋上に逃げました。
この♂はつい先程見た親子と同一個体の父親なのかな?
だとすると、お腹を空かせた幼鳥のために餌を採っているのでしょう。
▼前回の記事
電線に並んで親鳥♂に餌乞いするハクセキレイ幼鳥(野鳥)
しかし幼鳥の姿は見当たらず、巣外給餌を観察できませんでした。
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| ハクセキレイ♂(野鳥)@路地裏:用水路岸壁 |
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| ハクセキレイ♂(野鳥)@路地裏:用水路内+探餌 |