2019年8月中旬・午後17:51
民家の庭に植栽されたエンジュの大木にハラアカヤドリハキリバチ(旧名ハラアカハキリバチヤドリ)(Euaspis basalis)も訪花していました。
忙しなく吸蜜しています。
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
ところで、本種の性別はどうやって見分けるのですかね?
ハラアカヤドリハキリバチはオオハキリバチの巣に労働寄生する種なので、♀も集粉しないためスコパが退化しています。
つまりスコパの有無による性別判定が出来ないのです。
『日本産ハナバチ図鑑』p286を見ても、ハラアカヤドリハキリバチの性別判定法に関する記述がありません。
掲載された顔写真を見比べると、♀の方が大顎が発達しているようです。
しかし採集して標本を精査しない限り、フィールドで撮った生態写真または動画から大顎を見るのはまず無理でしょう。
ハラアカヤドリハキリバチが居るということは、この辺りに寄主のオオハキリバチが多く生息している証拠です。
▼関連記事
エンジュの花で採餌するオオハキリバチ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】
ハラアカヤドリハキリバチ@エンジュ訪花吸蜜 |
0 件のコメント:
コメントを投稿