2019年8月上旬
街なかの路地裏で2羽の
ハクセキレイ(Motacilla alba lugens)が電線に少し離れて止まっていました。
右に居る嘴の黄色い幼鳥がチチチ、チチチ…♪と鳴いて餌乞いしながら近付こうとしても、左の親鳥♂は給餌せずに幼鳥から離れて距離を保っています。
(私が撮り始める前に、親鳥♂が幼鳥に巣外給餌を済ませていた可能性もありそうです。)
ハクセキレイも幼鳥は嘴の中が赤いのですね。
やがて左の成鳥♂が白い糞をポトリと排泄しました(@0:29)。
路地に落下する親鳥♂の糞を反射的に目で追う幼鳥がなんともおかしかったです。
親鳥♂は脱糞で軽量化した直後に電線から飛び立ちました。
幼鳥は一瞬びっくりしたものの、すぐに親鳥♂を追って飛び去りました。
私以外の通行人が路地を歩いて来たので、ハクセキレイの親子は警戒して逃げ出したようです。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
巣立ったハクセキレイ幼鳥の面倒を見ている親鳥を私はこれまで♂しか見たことがありません。(今回も含めて計3例)
これは観察例(1、2)が未だ少ないことによる偶然なのでしょうか?
親鳥♀はどこで何をしているのでしょう?
もしかして、親鳥♀は幼鳥の子育てをパートナーの♂に任せて自分は次の繁殖のため巣で抱卵をしているのかな?
(ハクセキレイの繁殖は確か年一回だったような…?)
あるいは親鳥♀の方が♂よりも警戒心が強く、ひと気の無い場所で残りの幼鳥の面倒を見ているのかもしれません。
※ 動画編集時に音声を正規化して音量を上げています。
つづく→路地裏の側溝で水を飲み虫を捕るハクセキレイ♂(野鳥)
ハクセキレイ♂(左)+幼鳥(右)@路地裏:電線+餌乞い |
ハクセキレイ♂(左)+幼鳥(右)@路地裏:電線+餌乞い |
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