2019年7月下旬
民家の裏庭に植栽されたアカメガシワの雌株に多数のオオハキリバチ♂(Megachile sculpturalis)が集まっていました。
雌花に訪花して吸蜜しています。
雄蜂♂の群飛(♂による探雌飛翔)の様子を引きの絵で、240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。(@0:36〜)
オオハキリバチ♂に比べて♀が圧倒的に少ないのは、なぜでしょう?
オオハキリバチは雄性先熟ですから、この時期は未だ羽化した成虫♀個体数が♂に比べて少ないのかもしれません。
それとも、採餌・貯食活動に励む♀は花粉を出さない雌花があまり好きではなくて、雄花が咲いている雄株の方に行っているのでしょうか?
もしかするとアカメガシワの樹上に小さな樹洞が幾つか開いていて、その巣からこれから羽化してくるオオハキリバチ♀を多数の♂が待機している可能性もありそうです。
クマバチも少数ながら来ていました。
▼関連記事(同じ日に撮影)
アカメガシワで訪花中のクマバチに誤認求愛するオオハキリバチ♂
余談ですが、この日もアカメガシワに訪花するミツバチを見かけなかったのが不思議でした。(花粉の無い雌花は敬遠される?)
今季はミツバチの個体数が激減しているのではないかと非常に気がかりです。
オオハキリバチ♂2@アカメガシワ訪花吸蜜 |
オオハキリバチ♂@アカメガシワ訪花吸蜜 |
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