2018/09/11

オオアワダチソウの花蜜を吸うナミツチスガリ



2018年7月上旬

山麓の畑の隅に咲いたオオアワダチソウの群落でナミツチスガリCerceris hortivaga)が訪花していました。
黄色い花序を歩き回りながら吸蜜しています。
顔の正面を向いてくれず、性別が見分けられませんでした。
♀だとしたら、獲物の小型ハナバチ類を狩る瞬間を観察できなかったのは残念。


ナミツチスガリ♀?@オオアワダチソウ訪花吸蜜
ナミツチスガリ♀?@オオアワダチソウ訪花吸蜜
ナミツチスガリ♀?@オオアワダチソウ訪花吸蜜

夕方の電線で脱糞・羽繕いするモズ♂(野鳥)



2018年7月上旬・夕方18:11〜18:14

川に近い住宅地に囲まれた原っぱが固定式のソーラーパネルを敷き詰めた発電施設になっていました。
その電線にモズ♂(Lanius bucephalus)が止まって眼下の原っぱを見下ろしています。
夕日を浴びて良い感じ。
いつものように尾羽を上下に振りながら、油断なく辺りをキョロキョロ見渡しています。
原っぱで餌となる昆虫を探しているのかもしれません。

電線でピョンと跳んで方向転換しました。
やがて、丸い固形の糞をポトリと排泄。(@0:45)
嘴で羽繕いを始め、足で頭?を掻きました。

撮影中の私はなんとなく、巣立ったばかりの幼鳥ではないかと勝手に思い込んでいました。
じきに親鳥が戻ってきて幼鳥に巣外給餌するのでは?と期待して長撮りしたのですが、空振りに終わりました。
最後は飛び去ったので(撮り損ねた)、幼鳥ではなかったようです。


モズ♂(野鳥)@電線
モズ♂(野鳥)@電線

2018/09/10

蛹化前に蠕動するキアゲハ前蛹【10倍速映像】




▼前回の記事
糞で汚れた部位を除けて食草を食べるキアゲハ終齢幼虫【10倍速映像】


キアゲハの飼育記録(2018年)#3


2018年7月上旬・午後12:05〜12:45

飼育していた3頭のキアゲハPapilio machaon hippocrates)の終齢幼虫のうちの1頭(個体c)がいつの間にか飼育容器内で前蛹になっていました。
プラスチック容器の壁面を少し登ったところで、体の前後を絹糸の輪(帯糸)と腹端でしっかり固定しています。
容器内に止まり木として割箸を何本か入れておいたのですけど、お気に召さなかったようです。

前蛹cが蛹化しそうなので、その過程を微速度撮影で記録することにしました。
10倍速の早回し映像をご覧下さい。
体が固定されているものの、ときどき体節を伸縮し、蠕動運動が次第に激しくなってきました。
やがて前蛹の表面クチクラの緑色が褪せて白くなってきました。
これは新旧クチクラ層の隙間に空気の層が出来てくるからです。(気泡が入って白くなる)

つづく→#4:キアゲハの蛹化【10倍速映像】


キアゲハ前蛹c

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