2017/10/22

アベリアの花で盗蜜するクマバチ♀



2017年7月下旬・午前8:08〜8:15

アベリア(別名ハナツクバネウツギ、ハナゾノツクバネウツギ)の生垣でキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。
クマバチといえば盗蜜行動の常習犯として有名です。
採餌シーンをよく見ると案の定、正当訪花せず常に釣鐘型の花筒の根本に穿孔して花蜜を吸っていました。
雄しべに触れることがありませんからクマバチの体も花粉で汚れず、後脚の花粉籠が空荷なのは当然です。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2017/10/21

嘴に咥えてきた餌を巣内の雛に与えるハシボソガラス(野鳥)



高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#25


2017年6月中旬・午後15:25〜15:42

ハシボソガラス(Corvus corone)親鳥が巣に通って雛に給餌する様子を3回分まとめてみました。

2回目に帰巣した親鳥は何か細長いイモムシかミミズのような獲物を嘴の先に咥えて帰巣し、雛の1羽にだけ口移しで給餌しました。(@1:17)
親鳥は餌をいつも喉袋に入れて運んでくるとは限らず、嘴に咥えて来ることもあると分かりました。

採餌場でたくさんの餌を喉袋に溜め込んでから帰巣して数羽の雛に分け与えるのではなく、獲物を一つでも得たらその度に帰巣して一羽の雛に給餌しているような印象を受けました。
地上の採餌場からいちいち高所の巣に飛び上がって戻るのはかなり効率が悪く疲れる運動だと思うのですが、これがカラスの流儀なのでしょう。
雛が大きく育つとそのような給餌パターンに切り替えるのかもしれません。
もしかすると今季は昆虫の発生量が少ないことがカラスの育雛に影響しているのかもしれません。(採餌場でなかなか餌が見つからない?)

巣から飛び出した親鳥は近くの電柱や高圧線に止まり直して、巣から運んできた雛の糞を捨て(雛が脱糞しなければ省略することもある)、少し辺りを監視してから次の採餌に出かけます。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#25:ハシボソガラス雛の羽ばたき特訓と羽繕い(野鳥)



マミガサキアザミの花蜜を吸うトラマルハナバチ♀



2016年9月下旬

杉林の林床でトラマルハナバチ(Bombus diversus diversus)のワーカー♀がアザミの仲間に訪花していました。
後脚の花粉籠は空荷でした。



トラマルハナバチとアザミの組み合わせは別に珍しくありませんし、大して面白い映像でもありませんが、今回のトピックはアザミです。
手元にある数冊の植物図鑑をめくって調べても、特徴がしっくり合致する種類が見つかりませんでした。
そのまま保留にしていたら翌年、同じ地域のカラスアゲハ♂が訪花していたアザミ(映像公開予定)を調べていて、ようやくマミガサキアザミという名前に辿り着きました。
国立科学博物館が公開しているサイト「日本のアザミ」によると、今のところ山形県でしか見つかっていない特産種なのだそうです。

山形県特産で,葉が鋸歯縁となり,多数で小型の頭花を上向きに咲かせ,総苞片が細長く,反曲するアザミ

しかもマミガサキアザミはレッドデータに絶滅危惧ⅠA類(CR)として指定されています。
私のフィールドでは結構よく見かけるアザミなのに、なぜ一般的な植物図鑑には載っていないのだろう?という疑問がようやく解決しました。
稀少植物として保護されるどころか、他の雑草と一緒に草刈りされているぐらい、普通種?として結構よく見かけます。
ぜひ『日本のアザミ』を書籍化して欲しいです。(『日本の野菊』、『日本のスミレ』など専門的な図鑑を出版している山渓ハンディ図鑑のシリーズとかどうでしょうか?)

このブログの古い記事でも「アザミの一種」としていた中に、見直してみるとマミガサキアザミが含まれているかもしれません。



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