2013年3月下旬
雪に覆われた里山の尾根道でホンドギツネ(Vulpes vulpes japonica)のものと思われる足跡を雪面に見つけました。
強い風が吹き付ける稜線ではなく、並行する細い林道を選んで歩いています。
タヌキと異なり、キツネは前足跡の上に後ろ足を重ねて歩くため、足跡の歩行パターンはほぼ一直線になるのが特徴です。
このようなハンター歩きをすることで地面に残る足跡の数が半分になり、追跡する獲物に気づかれにくくなると考えられています。(『哺乳類のフィードサイン観察ガイド』より)
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| 15cm定規を並べて置く。 |
2016年5月中旬
里山でハルニレの灌木(幼木?)に、小さくて真っ赤なオトシブミが何匹も集まっていました。
葉先でモジモジした後で翅をパカッと広げて飛び立つシーンが撮れました。
見たことのない種類なので帰ってから調べてみると、ルイスアシナガオトシブミ(Henicolabus lewisii)と判明。
揺籃を作る樹種の一つとしてハルニレが含まれていました。
2016年5月中旬
里山に咲いたウワミズザクラの花で、とあるウスバアゲハ(=ウスバシロチョウ;Parnassius citrinarius)が不自然な体勢になっていると思いよく見ると、獲物を待ち伏せしていたガザミグモ(Pistius undulatus)に捕食されていました。
木陰から撮ろうとすると逆光になる上に、風で枝が絶え間なく揺れるので、マクロレンズで接写する気になれませんでした。
揺れる枝を左手で押さえながら撮り始めたものの、すぐに他の訪花昆虫に気を取られてしまいました。
やがてクモは食べ滓の獲物をいつの間にか捨てていました。
枝上のガザミグモは長い第1、2歩脚を揃えて左右に大きく広げてカメラに対して威嚇しています。
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蛾を捕食するガザミグモ♀