2016/06/26

雪山に残るホンドギツネの足跡



2013年3月下旬

雪に覆われた里山の尾根道でホンドギツネVulpes vulpes japonica)のものと思われる足跡を雪面に見つけました。
強い風が吹き付ける稜線ではなく、並行する細い林道を選んで歩いています。
タヌキと異なり、キツネは前足跡の上に後ろ足を重ねて歩くため、足跡の歩行パターンはほぼ一直線になるのが特徴です。
このようなハンター歩きをすることで地面に残る足跡の数が半分になり、追跡する獲物に気づかれにくくなると考えられています。(『哺乳類のフィードサイン観察ガイド』より)


▼関連記事
泥に残されたタヌキの足跡
雪山でタヌキの足跡を追跡してみる

15cm定規を並べて置く。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む

  • 桜の木や電柱で餌を探し回るシジュウカラ♂(冬の野鳥)25/05/2019 - 0 Comments
  • ヒメベッコウ幼虫aの成長記録23/01/2011 - 0 Comments
  • クスサン♂(蛾)の悲劇:走光性と光害問題06/02/2016 - 0 Comments
  • 堤防の流木で遊ぶハシボソガラス幼鳥の兄弟(野鳥)30/08/2018 - 0 Comments
  • ナス畑で獲物を探すコアシナガバチ♀12/05/2018 - 0 Comments