2014/12/27

オオイヌタデの花で採餌するセイヨウミツバチ♀



2014年9月中旬

休耕地に咲いたオオイヌタデの群落でセイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
複数個体を撮影。
後脚の花粉籠が空荷の個体と白い花粉団子を付けた個体がいます。


『野草見分けのポイント図鑑』p290によると、総状花序の穂先が垂れるほど大型なのはオオイヌタデという種類なのだそうです。

『昆虫の集まる花ハンドブック』p42




オオイヌタデの群落
オオイヌタデの花
オオイヌタデの葉

2014/12/26

柳の葉で日光浴するコムラサキ



2014年9月中旬

水辺に生えた柳(種名不詳)の灌木でコムラサキApatura metis substituta)が葉に乗って翅を休めていました。
翅表に光沢がないので、おそらく♀だと思います。
構造色の光沢は見る角度によって変わるので、今回は性別判定にあまり自信がありません…。
少し高い枝の葉に止まっていたため、腕を目一杯伸ばしカメラのバリアングルLCDを見ながら撮影しました。
柳はコムラサキ幼虫の食草なので、もしかすると♀が葉に産卵しているのかと期待しました。
しかし、翅を半開きで日光浴しているだけでした。

コムラサキを9月に見るのは初めてかもしれません。



ショウリョウバッタ♀の死骸に群がるクロヤマアリ♀



2014年9月中旬

砂利が敷かれた農道でショウリョウバッタ♀(Acrida cinerea)の死骸にクロヤマアリFormica japonica)のワーカー♀が群がっていました。
おそらく車に轢かれたのでしょう(ロードキル)。
ショウリョウバッタ成体♀の破裂した腹部から黄色い卵が漏れ出ています。
解体しないと運べない大きさです。
1匹のアリが内臓を咥えて力任せに引っ張るとゴムのように伸びました。
そのまま引きちぎって巣に運搬開始。
時間があれば解体ショーを微速度撮影してみたかったのですが、先を急ぎます。
それにしても、立派なショウリョウバッタを見るのはすごい久しぶりでした。
子供の頃は原っぱでよく見かけたのですけど。



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