2013/05/28

キクザキイチリンソウの花に群がるチビケシキスイ(甲虫)



2013年4月下旬

林道脇で早春の花(スプリング・エフェメラル)の一つキクザキイチゲ(=キクザキイチリンソウ)が群落で咲いていました。
白い花の中央を覗き込むと、非常に小さな黒い甲虫が群がっていました。
新たに飛来する個体や花から飛び去る個体など、活発に出入りしています。
一輪の花に5〜6匹が集まっています。
激しく歩き回る個体と、静止して食事中の個体の2タイプがいます。
接写してみると、雄しべの葯に取り付いて花粉を食べているようです。
花の奥に頭をつっこんでいる個体は花蜜を舐めているのでしょうか。




全景
撮影後にビニール袋を一気に花に被せ、一網打尽に採集しました。
しかし体長〜2mmと余りにも小さ過ぎて、標本を接写しても甲虫に疎い素人にはさっぱり分かりません。
せめて科名だけでも知りたいところです。
どなたか名前をご存じの方は教えて下さい。


【追記】
YouTubeにて甲虫好きのkiokuimaさんから以下のコメントを頂きました。

保育社の甲虫図鑑(Ⅲ)の中では、­大きさ・色・つやから判断して「チビケシキスイ属」かな??と考­えました。その中でも、体長が2mmなので、「アオチビケシキス­イ(北海道・本州)Meligethes praetermissus」「クロツヤチビケシキスイ(北海道)Meligethes nitidicollis」「エ­チゴチビケシキスイ(本州・九州)Meligethes astacus」あたりかな?

微甲虫a標本:背面@方眼紙
微甲虫a標本:腹面@方眼紙

微甲虫a標本:顔@方眼紙

微甲虫b標本:側面@方眼紙

微甲虫b標本:背面@方眼紙

微甲虫b標本:腹面@方眼紙

微甲虫b標本:顔@方眼紙

微甲虫c標本:腹面@方眼紙


飛べ!カワラヒワ【野鳥:ハイスピード動画】



2013年5月上旬

街中で電線に止まったカワラヒワCarduelis sinica)が飛び立つ瞬間を240 fpsのハイスピード動画に撮ってみました。

飛ぶと翼と尾のきれいな黄色斑が目立ちます。
ラストはおまけで脱糞シーンもご覧下さい。@1:14



2013/05/27

タヌキの溜め糞で婚活するクロボシヒラタシデムシの群れ



2013年4月下旬

里山の細い尾根道に新鮮なタヌキの溜め糞が二山並んでありました。
多数のクロボシヒラタシデムシOiceoptoma nigropunctatum)が溜め糞に集まっています。
交尾中のペアや糞食している個体も居ます。
こんな早春から出るということは、成虫越冬なのだろうか?
それとも蛹から羽化したばかりなのかな?

関連記事→「クロボシヒラタシデムシ♂は交尾中♀の触角を噛む性癖がある

溜め糞を舞台にした糞虫の動きを長時間かけて微速度撮影してみれば面白そうです。
しかし生憎この日は三脚を持って来るのを忘れてしまいました。
後日、再訪したらこの溜め糞はサインポストとして最早タヌキに使われていないようで分解が進み、クロボシヒラタシデムシの姿もありませんでした。
やはりフィールドでは一期一会の撮影チャンスを確実に仕留めないといけませんね。



【追記】
岸本真弓『タヌキが糞をためる理由』によると、山で見つかる溜め糞は
経験的にいえば、地形的には山の斜面よりも尾根の上、緩い鞍部になっているところ、急な上りあるいは急な下りの後のほっとする平坦なところなどに多いと感じています。尾根上でも傾斜がきついところより緩いところでたくさんのタメ糞が見つかるのです。それに、下層植生が繁茂しているところよりも、糞をするときにタヌキの体がほかのものに接しないほどにすいたところのほうが多いように思います。 (動物たちの気になる行動〈2〉恋愛・コミュニケーション篇』p171-172より引用)
確かに、私がこのとき尾根道で見つけた溜め糞の場所はこの記述通りでした。





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