2013年4月下旬
林道脇で早春の花(スプリング・エフェメラル)の一つキクザキイチゲ(=キクザキイチリンソウ)が群落で咲いていました。
白い花の中央を覗き込むと、非常に小さな黒い甲虫が群がっていました。
新たに飛来する個体や花から飛び去る個体など、活発に出入りしています。
一輪の花に5〜6匹が集まっています。
激しく歩き回る個体と、静止して食事中の個体の2タイプがいます。
接写してみると、雄しべの葯に取り付いて花粉を食べているようです。
花の奥に頭をつっこんでいる個体は花蜜を舐めているのでしょうか。
全景 |
しかし体長〜2mmと余りにも小さ過ぎて、標本を接写しても甲虫に疎い素人にはさっぱり分かりません。
せめて科名だけでも知りたいところです。
【追記】
YouTubeにて甲虫好きのkiokuimaさんから以下のコメントを頂きました。
保育社の甲虫図鑑(Ⅲ)の中では、大きさ・色・つやから判断して「チビケシキスイ属」かな??と考えました。その中でも、体長が2mmなので、「アオチビケシキスイ(北海道・本州)Meligethes praetermissus」「クロツヤチビケシキスイ(北海道)Meligethes nitidicollis」「エチゴチビケシキスイ(本州・九州)Meligethes astacus」あたりかな?
微甲虫a標本:背面@方眼紙 |
微甲虫a標本:腹面@方眼紙 |
微甲虫a標本:顔@方眼紙 |
微甲虫b標本:側面@方眼紙 |
微甲虫b標本:背面@方眼紙 |
微甲虫b標本:腹面@方眼紙 |
微甲虫b標本:顔@方眼紙 |
微甲虫c標本:腹面@方眼紙 |
0 件のコメント:
コメントを投稿