2013/01/25
片腕の折れた野生ニホンザルの落穂拾い
2012年11月上旬
稲刈り後の田んぼで落穂拾いをしているニホンザル(Macaca fuscata)の群れを撮影していたら、片腕を怪我している一頭に気づきました。
左前脚が骨折しているようで、歩行時も折れた腕を庇って四足ではなく三本足による跛行で痛々しい。
「猿も木から落ちる」で大怪我を負ったのでしょうか。
左手の指や手のひらの運動性は保たれているようです。
採食に腕を曲げたままの左手を使うこともありました。
群れと一緒に採食しながら遊動して隣の田んぼへ姿を消しました。
性別は分かりませんでした。
山に帰って木登りするときは片腕が不自由でも大丈夫でしょうか?
以前、右手の無い野生ニホンザルを観察したことがあります。
どうやら腕を一本失うぐらいの障害(ハンディキャップ)があっても野生の猿は逞しく生きていけるようです。
つづく→「白猿の落穂拾い」
枯木に産卵するオナガヒメバチの一種♀
2012年11月上旬
山間部で道端の細い枯木で長い産卵管をもつ黒い蜂が触角で探りながらウロウロしていました。
ヒメバチの一種♀が産卵するのでしょうか?
いったん飛び去ったものの、しばらくすると同一個体と思われる♀がまた同じ枯木に戻って来ました。
やがて幹に対して垂直に細長い産卵管を突き立て、産卵を始めました。
産卵を終えた蜂は歩いて幹の裏側に回り込み、次の産卵場所を探索しています。
同定してもらうため、撮影後に蜂を採集しました。
件の枯木は道に向かって伸びたせいか若いうちに幹が刈り込まれており、葉もなく樹種の手がかりは掴めませんでした。
ヒメバチ♀は枯木の内部に穿孔する甲虫類の幼虫に寄生産卵したのでしょうか。
つづく→蜂蜜を与えてみる
| 枯木の全景(樹種不明) |
| 側面@方眼紙 |
| 背面 |
| 胸部背面 |
| 胸部側面 |
| 胸部側面 |
| 腹部側面 |
| 腹部下面は白い |
| 顔:貧弱な大顎 |
| 単眼 |
| 触角 |
| 腹端腹面(産卵管) |
| 産卵管:死後は縦2本に裂けていた。乾燥が進むと3本に裂ける。 |
| 右翅脈 |
「蜂が好き」掲示板にて問い合わせたところ、「○○オナガヒメバチの類が属するフシダカヒメバチ族の仲間だろう」との回答を青蜂@管理人さんより頂きました。
こにしさんからも更に絞り込んで「おそらくDolichomitus属の一種だろう」とご教示頂きました。
木に穿孔するカミキリムシの幼虫を寄主とするらしい。
繭を紡ぎ始めたイラガ(蛾)終齢幼虫
イラガ幼虫の飼育記録:4
2012年10月下旬・室温19〜21℃
朝起きてイラガ(Monema flavescens)幼虫の様子を見ると、水差しにしたカキの葉から下りて枝に止まっていました。
心なしか茶色の部分が濃くなった気がします。
毒毛の毛束も黄色から褐色気味に変わっています。
いよいよ繭を紡ぎ始める前兆でしょうか?
それとも脱皮するのでしょうか?
遂に葉柄で営繭を始めました。
ということは、終齢幼虫だったことになります。
しかし終齢にしては体長が小さかった点、および眠の時期が短かかった点が気にかかります。
口から絹糸を吐いています。
フードに隠れて食事中も決して見せてくれなかった頭部をようやく拝むことができました。
せっかくイラガの繭作りを楽しみにしていたのに、どうも様子がおかしい。
葉柄に繭を作ったら冬が来て落葉したときに繭は大丈夫なのでしょうか。
てっきり枝の二又になった部分に営繭するのかと思っていたので意外です。
接写の次は微速度撮影してみます。
つづく→「イラガ(蛾)幼虫の営繭異常【早回し映像】」
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チョウ・ガ(鱗翅目),
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