繭を紡ぎ始めたイラガ(蛾)終齢幼虫
イラガ幼虫の飼育記録:4
2012年10月下旬・室温19〜21℃
朝起きてイラガ(Monema flavescens)幼虫の様子を見ると、水差しにしたカキの葉から下りて枝に止まっていました。
心なしか茶色の部分が濃くなった気がします。
毒毛の毛束も黄色から褐色気味に変わっています。
いよいよ繭を紡ぎ始める前兆でしょうか?
それとも脱皮するのでしょうか?
遂に葉柄で営繭を始めました。
ということは、終齢幼虫だったことになります。
しかし終齢にしては体長が小さかった点、および眠の時期が短かかった点が気にかかります。
口から絹糸を吐いています。
フードに隠れて食事中も決して見せてくれなかった頭部をようやく拝むことができました。
せっかくイラガの繭作りを楽しみにしていたのに、どうも様子がおかしい。
葉柄に繭を作ったら冬が来て落葉したときに繭は大丈夫なのでしょうか。
てっきり枝の二又になった部分に営繭するのかと思っていたので意外です。
接写の次は微速度撮影してみます。
つづく→「イラガ(蛾)幼虫の営繭異常【早回し映像】」
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