2010/12/27

室内に集結したキイロスズメバチ



2008年8月上旬

室内に迷い込んだキイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)がなぜか天井下に何匹も集結していました。
近くで駆除されたコロニーが避難してきたのだろうか。
本種は発達期に手狭になった巣から引越すことが知られているので、その偵察隊だろうか。※
それとも単に外回りのワーカーが暑くてサボってるのかな?


※【追記】
『スズメバチの科学』p26によると、
引っ越しが見られる7月から8月になると、その候補地を探索する働き蜂たちが家の周りを盛んに飛んだり、あるいは中に入ってきたりすることが目立つようになる。

2010/12/26

フタモンアシナガバチ♂の群飛



2010年10月下旬

秋も深まりアシナガバチも恋の季節です。
物置小屋の軒下付近を蜂が何匹も飛び回っていて、ちょっとした蚊柱のようです。
まさに「蜂の巣を突いたような騒ぎ」ですが、近くにフタモンアシナガバチPolistes chinensis antennalis)の巣があるのだろうか。
どうやら集団お見合いのように♂が新女王を待ち構えて交尾しようとしているようです。
しかし目に付いた個体は♂ばかりでした。
近くに並ぶ石柱に止まった♂は日溜まりで休む間もなく慌しく飛び立ちます。
石柱に止まった♂の行動を注意深く観察すると、別なハチの飛来に反応して迎撃しています。
スロー再生すると(1/5倍速)、触角の先がカールしていたので♂同士と判明しました。
スクランブル発進で石柱に衝突するほどの慌てっぷりです。
新女王との求愛交尾に適した縄張りを防衛する行動なのだろうか。
それとも飛んでくるハチは全て♀とみなして交尾のため素早く飛びかかるのだろうか。
残念ながら交尾中のペアは見当たりませんでした。
とりあえず軒下で群飛する蜂を一網打尽に採集して性別を確認したかったのですが、生憎この日は捕虫網を持参してませんでした。
気温測定を忘れた…。

スジグロシロチョウ♀の産卵




2010年6月下旬

スジグロシロチョウ♀(Pieris melete)が食草のアブラナ科植物(種名不詳)の回りを飛び回り、葉に止まっては腹部を曲げて葉裏に産卵していました。
一個ずつ産み付けるのか、産卵シーンをじっくり撮りたくても忙しなく飛んで移動してしまいます。
♀が飛び去った後に葉をめくってみると、一粒の卵を発見。
採集・飼育しようか迷ったのですが、忙しくてとても世話する余力がないので諦めました。




【追記】
あまり深く考えずにモンシロチョウと思い込んでいたのですが、YouTubeのコメント欄にて永盛拓行さんより「卵の形状からスジグロシロチョウではないか」とご教示頂きましたので訂正します。
ちなみに撮影地は渓流の脇で、明らかに山地でした。
モンシロチョウの卵はきれいな砲弾形であるのに対してスジグロシロチョウの卵は先端が急に細くなるそうです。(参考サイト


『謎とき昆虫ノート』第4章:いつでもチョウを! p92 より
モンシロチョウではアブラナ科植物に含まれている特有の成分(シニグリン)をたしかめて産卵することが分かっている。



関連記事(同所で11年後に撮影)▶ 食草の葉表に次々と産卵するスジグロシロチョウ夏型♀ 



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