2010/12/25

巣に葉片を搬入充填するフタスジスズバチ1




(つづき)
巣穴の横でじっと観察していると、ヤマトフタスジスズバチ(=フタスジスズバチ;Discoelius japonicus♀が外で切り取ってきた葉片を巣穴に詰め込み始めました。
本種は日本産ドロバチ類の中で葉片を用いて巣室を仕切る唯一の種です。
運んでくる葉片の縁はギザギザ。
大雑把に切り取って来るのだろう。
ピンク色の葉片もときどき運んで来るのが面白く思いました。
穴が浅くなると、葉片を単純に詰め込んだだけでは弾力で戻ってしまう(穴から飛び出してしまう)のだろう。
よく噛みほぐしパルプ状にしてから充填しています。
作業中に辺りを飛び回る小さな羽虫に警戒しています(寄生者対策?)。
次の葉片を採集してくる前に巣穴の位置を記憶するため定位飛行してから飛び去ります。
2へ続く


巣穴を拡張するフタスジスズバチ♀



2010年7月上旬

小さな祠の板壁北面で最近ずっと節穴を物色しつつ探索飛行していたヤマトフタスジスズバチ♀(Discoelius japonicus)が、遂に営巣を始めたようです。
地上60㎝にある直径3.5㎜の虫孔に頭を突っ込み、拡張作業していました。
落ちた木屑が下に溜まっています。
最後は胸部全体が穴に入りました。
中は暗闇なので触角だけを頼りに作業しているのでしょう。
ようやく一段落すると巣穴の傍で身繕いし、定位飛行と点検を繰り返してから飛び去りました。
気温25℃。

営巣行動のどの段階なのか撮影時は分からなかったのですが、貯食および産卵は既に済ませていたことが後に判明しました。
EVC(巣口に設けられた空室)を掃除していたのだろう。

つづく

営巣地を探索するフタスジスズバチ♀




2010年6月下旬〜7月上旬

フタスジスズバチ(=ヤマトフタスジスズバチDiscoelius japonicus)♀が板壁に向かってホバリングしていました。
借坑性の蜂なので、巣穴になりそうな物件を探しているのでしょう。
後半の映像は5日後に同じ場所で撮ったものです。
まさに穴があったら入りたい様子でした。


つづく

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