2024年7月中旬・午前10:20頃・晴れ・気温24℃
山林で湧き水が滲み出した湿地帯の水溜りを無人センサーカメラで見張っていると、昼間に謎の小鳥が右から飛来しました。
水溜まりSの上空で軽くホバリング(停空飛翔)してから、中洲に着陸。
警戒しているのか、水場で飲水も水浴もしてくれません。
足元の泥濘を嘴で啄んでいるだけです。
小さな虫でも捕食しているのでしょう。
この地味な鳥の種類は何でしょうか?
1.5倍に拡大した上でリプレイしても(@0:56〜)、やや遠くて見分けられません。
素人目にはシメ(Coccothraustes coccothraustes)と似ているような気がしたのですけど、どうですかね?
しかし、シメは冬鳥のはずです。
夏に山形県の低山でシメを見るなんて、あり得るのでしょうか?
Perplexity AIに尋ねてみると、
※ 動画の後半は編集時に自動色調補正を施しています。
山形県の低山において、シメは夏季には非常に稀ながらも繁殖が確認されていることがあり、7月中旬にも見られる可能性があります。シメは本来は本州で冬鳥ですが、秋田、岩手、山形、福島、長野といった本州の一部地域で希に繁殖し、近年山形県内でも繁殖の兆候が複数の個体で報告されています。夏季の観察例は少ないが存在し、山形の海沿いなどで繁殖行動も観察されているため、7月中旬の低山での観察も考えられます.
シメはホバリング(停空飛翔)をすることが知られています。シメは主に飛行中に翼を羽ばたかせて飛びますが、ホバリングを行うことがあるという記述が、シメを含むアトリ科の仲間に関する飛行の観察記録にあります。特にホバリングはシメが花や餌を狙う際や短い間の停止飛翔として見られることがあるようです。ただし、猛禽類やカワセミ、ハチドリのような専門的なホバリング飛行とは異なり、シメのホバリングは短時間かつ少し不安定なものと理解されています.[1]
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