2023年12月下旬
平地の落葉した二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)が越冬する営巣地(セット)を自動センサーカメラで見張っています。
シーン1:12/22・午前後・気温12℃(@0:00〜)
せっかく積もった根雪が少し溶けました。
シーン2:12/26・午前6:14・気温-2℃(@0:03〜)日の出時刻は午前6:50
夜明け前にホンドギツネ(Vulpes vulpes japonica)が単独でやって来ました。
アナグマの巣口Rの手前で立ち止まり、なぜかそれ以上は近づこうとしませんでした。
アナグマがラッセルした獣道の匂いを嗅ぐと、そこは通らずに右上奥の林内へ向かいました。
シーン3:12/26・午後17:47・気温4℃(@0:03〜)日の入り時刻は午後16:29
同じ日の日没後にキツネが再び登場しました。
個体識別できていませんが、同一個体なのかな?
画面の右端にちらっと写っただで、アナグマの巣穴には今回も立ち寄りませんでした。
【考察】
雪深い冬でも冬眠しないキツネは、野ネズミやノウサギなどの獲物を夜に探し歩いているようです。
獲物をほとんど狩れないからこそ、冬は広大な縄張りを巡回する必要があるのでしょう。
つづく→
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