2023年6月上旬
二次林にあるニホンアナグマ(Meles anakuma)の巣穴LRを新旧2台のトレイルカメラで監視しています。
何か特筆すべき行動があれば個別の記事にするのですが、とりとめもない残り物の行動シーンをまとめました。
早回しなどの加工はしないで、映像素材をただ時系列順につなげただけです。
営巣地(セット)をうろついたり、巣穴に出入りしたり、毛繕いをしたり、幼獣を巣外に連れ出したり、など。
観察歴の浅い私が見落としている行動が多々ありそうですし、念の為に撮れた動画を全て残しておきます。
最大の問題は、個体識別がまだ不完全であることです。
♀は暗視カメラで見たときに左右の目の大きさが異なり(右目<左目)、右の首筋に白斑があります。
この時期の♀は腹面に乳首が目立つようになりました。
ヘルパー♂(1歳仔の息子)は自分で毛繕いする際に仰向けで開脚すると、股間に陰茎が見えるときがあります。
梅雨入り前ですが、この時期は数日おきに雨が降ります。
(東北地方南部の梅雨入り宣言は6/11。)
レンズに水滴が付くと、乾くまで映像が不鮮明になってしまいます。
アナグマは主に夜行性ですが、昼間も活動しています。
巣穴Rは実は2つの穴が左右に並んで開口しています。
アナグマはその左側R-Lから出入りしています。
後半になるとカメラの電池が消耗してきて、断片的な細切れ映像になってしまいました。
それでも明るい日中は赤外線を照射する必要がないので電力消費が少なく、タイマー設定通りに1分間録画してくれます。
シーン1・6/1・(@0:00〜)
シーン2・6/2・(@4:34〜)
シーン3・6/3・(@10:22〜)
シーン4・6/4・(@10:40〜)
シーン5・6/5・(@17:33〜)
シーン6・6/6・(@22:11〜)
シーン7・6/7・(@25:28〜)
シーン8・6/8・(@28:41〜)
シーン9・6/9・(@33:15〜)
ラストシーンでは、左奥の巣穴Lの中から右外に向かって土が運び出され、アクセストレンチが作られています。
(アクセストレンチの部分だけ、巣L内から掘り出された土で覆われています。)
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
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