2022年10月下旬・午後12:00頃および午後14:25頃・晴れ
川岸の倒木に並んで止まっているカワウ(Phalacrocorax carbo hanedae)を対岸から忍び寄って撮影してみました。
全身が黒い羽毛の個体は成鳥で、首や胸に白い斑模様がある個体は若鳥です。
各々が止まり木でのんびり羽繕いしたり、座って休んだりしています。
その場でバサバサと羽ばたいて水気を切り、翼を大きく広げて日光浴で乾かす個体もいます。
止まり木からカワウはときどき白い液状便を勢いよく川に放出します。
カワウの糞で白濁した水が川面を漂い、下流へゆっくり流れていきます。(水洗トイレ)
危険に敏感な(臆病な)カモ類(カルガモやマガモなど)が対岸に潜む私にいち早く気付いて、川から逃げ出しました。
カワウはやや鈍感らしく、カモ類の大騒ぎでようやく警戒し、次々と逃げ出しました。
低い止まり木から続々と川に飛び降りると、川面を騒々しく走り回ります。
潜水に特化した体形のカワウは離陸するのが苦手で、いきなり空中に飛び立つことはできません。
長い距離を助走する必要があるのです。
羽ばたきながら両足を揃えて跳ぶように川面を走ります。
脱糞および飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
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