2022年10月中旬・午後12:50頃・気温13℃
里山の杉林道に設置した自動センサーカメラに写ったニホンカモシカ(Capricornis crispus)の記録です。
昼過ぎに林道を左から現れたカモシカが、道端から突き出したスギ落枝の先端の匂いをクンクン嗅いでいました。
他個体が眼下腺でマーキングした匂いを調べただけで、自分ではマーキングしませんでした。
直後にフレーメン反応のような表情になりましたが、今回は舌をペロペロと出し入れはしませんでした。
右背に黒点の有無を確認しようと思ったら、右肩の辺りからポツンと赤く血が滲んでいることに気づきました。
それとも単に藪を通り抜ける際に棘でも突き刺さったのかな?
まさか同種間の闘争(喧嘩)で角に突かれたのでしょうか?
幸い大した傷ではなさそうですが、もしもこの刺し傷跡のメラニン色素が濃くなってホクロのように黒くなり体毛の斑紋パターンが後天的に変わるとしたら(黒点の誕生!)、個体識別に使えるかどうか慎重に検討しないといけません。
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