2022年10月中旬・午後19:50〜20:00頃・気温10℃
里山のスギ林道で一晩に3回、野ネズミ(ノネズミ)の活動が自動撮影カメラに記録されていました。
まず初めはオニグルミの実(堅果)を口に咥えて右往左往しています。
どこに埋めようか安全な貯食場所を探し歩いているのでしょう。
野ネズミの体重に対して結構重い(嵩張る)荷物のはずなのに、軽快にピョンピョン跳ぶように林道を移動します。
実は林道を右に数十m行くと、スギ林が途切れた地点にオニグルミの大木が数本自生しているので、おそらくそこから落果を運んできたようです。
あるいはニホンリスが隠した(貯食した)クルミを見つけて盗んできたのかもしれません。(盗み寄生)
関連記事(1ヶ月前の撮影)▶ スギ林道でクルミの実を運ぶニホンリス【トレイルカメラ】
野ネズミが運んでいる丸い堅果はトチノキの実の可能性も考えられますが、この辺りでトチノキは自生していません。
関連記事(6年前に別の山系で撮影)▶ トチノキの種子に残るアカネズミ?の食痕
野ネズミはそのまま画面の下に消え、残念ながら貯食シーンは観察できませんでした。
6分後に再び現れた野ネズミは空荷でした。(@0:20〜)
ただし、同一個体である保証はありません。
右のエリアでスギの落ち葉を掻き分けたり下草の茂みを探索しながらウロチョロと探餌徘徊しています。
一旦右に消えた後も、画面の右端で活動しています。
1分20秒後に空荷で再登場。 (@1:19〜)
対面に見えるスギの木の右下から幹の背後にしばらく隠れました。
すぐにまたスギの右下に戻ってくると、林道を右へチョロチョロと走り去りました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しています。
この地点で野ネズミは神出鬼没ですが、画面の右下隅の辺りに野ネズミの巣穴があることが後に判明します。
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