2022年7月中旬・午後14:55頃・晴れ
低山の尾根道の脇に生えた幼木(樹種不明)の葉にオオイシアブ♀(Laphria mitsukurii)が乗っていました。
茶色のコガネムシの一種を狩った直後らしく、口元の獲物から体液を吸汁しています。
腹背または胸背に口吻を突き刺しているようです。
コガネムシ(種名不詳)は半透明な右後翅を開きかけたまま死んでいて(麻痺状態?)、全く動きません。
近くをトンボが飛び交ってもオオイシアブは気にせず、日あたりの良い葉上で吸汁を続けています。
動きに乏しい被写体で、このままでは動画としてあまり面白くありません。
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:33〜)
オオイシアブは獲物を咥えたまま、前方に高速で飛び去りました。
この夏、ムシヒキアブの仲間(シオヤアブなど)がコガネムシの仲間を吸汁しているシーンを山野でよく見かけました。
コガネムシ成虫にとって最大の天敵(捕食者)はムシヒキアブなのかもしれません。
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