2021年11月中旬・午後12:10頃・晴れ・気温10℃
前回の記事:▶ 山中の水場で水を飲むニホンカモシカ【トレイルカメラ】トレイルカメラ(無人センサーカメラ)で里山の池を監視していると、珍しく真っ昼間からニホンカモシカ(Capricornis crispus)が水を飲みに来ました。
しかも、いきなりカメラから至近距離でどアップの横顔が写りました。
左岸の急な崖をわざわざ降りて水場に来たのかな?
池の水面に口を付けて静かに水を飲んでいるようですが、残念ながら肝心の口元が写っていません。
イヌのように舌を使って水をすくうように飲んでいるのならピチャピチャ♪という音がするはずですが、音量を上げても静かです。
顔を上げたカモシカの口から水が滴り落ちました。
喉の乾きを癒やしたカモシカは、左岸の泥濘を歩き去ります。
このとき股間に睾丸らしきものが見えたので♂ではないかと思うのですが、どうでしょうか?
野生ニホンカモシカの性別を外見から見分けるのは非常に難しいと言われています。
奥の林道に出ると、地面の匂いを嗅ぎながら右に立ち去りました。
野生カモシカの自然な飲水行動をこれほど間近で警戒されることなく撮影できたのも、トレイルカメラという技術革新(文明の利器)のおかげです。
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