ナシケンモン(蛾)の飼育#14
2021年9月下旬・午前11:30頃・室温24.4℃
和食の薬味として香り高いシソが好きなので、道端にたくましく自生するアカジソ(赤紫蘇)の株を根こそぎ掘り取り、持ち帰ってきました。
誰かの畑や家庭菜園から勝手に盗んできた訳ではありません。
公道の横から赤紫色の小さな花が咲いている株を採取しました。
野鳥が種子散布する結果、あちこちに分布を広げているのです。(栽培作物の野生化)
アカジソの株と一緒に連れてきてしまったようです。
そのまま飼育することにします。
4日後、シソの葉裏で脱皮して終齢になりました。
腹端付近に脱皮殻(抜け殻)が残されていました。
食事シーンをマクロレンズで接写してみましょう。
幼虫の頭部は真っ黒です。
シソの葉に噛み傷が付くと、シソ独特の芳香が広がります。
ナシケンモン幼虫の食草リストにシソは含まれていませんでしたが、広食性なだけあって、あまり好き嫌いなく何でも食べるようです。
つづく→#15:シソの葉を蚕食するナシケンモン(蛾)終齢幼虫【30倍速映像】
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