2021年7月上旬・午後15:30頃・くもり
家庭菜園の片隅に咲いたユリズイセン(=アルストロメリア)の群落でコアシナガバチ(Polistes snelleni)のワーカー♀が訪花していました。
この組み合わせは以前、上手く撮れなかったのですけど、8年越しの宿題がようやく片付きました。
関連記事(8年前の撮影)▶ ユリズイセンを訪花するコアシナガバチ♀?花弁が赤い品種ですが、上側にある2枚の花弁の内側にある鮮やかな黄色い蜜標を頼りにしてコアシナガバチ♀は訪花しているようです。
訪花昆虫に対して侵入方向を示す矢印のような模様が描かれています。
最後は隣の花から飛び立ったオオフタオビドロバチとニアミスし、空中ですれ違いました。
ニアミスシーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
コアシナガバチ♀が吸蜜のために正当訪花を繰り返しても、アルストロメリアの長い雌しべや雄しべの葯にはほとんど触れていません。
したがって、アルストロメリアの送粉者としてアシナガバチは当てにされていないようです。
アシナガバチはアルストロメリアで盗蜜する場合があるからです。
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