2021/08/13

ツチガエルの狩りは待ち伏せ型:虫の捕食

 

2021年6月上旬・午後16:45頃・くもり
前回の記事:▶ サシガメ?を捕食したツチガエルが反撃され吐き出す
池の上の崖を登りかけた地点でツチガエルGlandirana rugosa)がじっと座って獲物を待ち伏せしています。 
小さな黒いハエ(種名不詳)が飛来して、目の前の小石に止まりました。 
捕食するかと期待してズームインしたものの、なぜかツチガエルは全く反応せず、ハエはすぐに飛び去ってしまいました。 
このアングルでは遠近感が分かりにくいですが、ツチガエルの射程距離に入らなかったのかもしれません。 
あるいは、ハエの反射神経はおそろしく敏捷で跳びついても逃げられることをツチガエルが経験上知っていたとしたら、カロリーを無駄に消費する捕食行動はやらないでしょう。 

次に、画面の右端から謎の黒い虫(種名不詳)が徘徊して崖を横切り始めました。 
途端にツチガエルが気づいて獲物に向き直りました。
獲物が目の前に来た所で素早く跳びつきながら赤い舌を伸ばし、捕食に成功しました。 
狩りの瞬間をまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。 
続いて等倍速でリプレイ。 

今回も獲物の正体を同定できないのが残念です。 
映像を何度見返しても、何という昆虫なのかさっぱり分かりません。 
(どなたか見て分かる達人がいらっしゃいましたら教えて下さい。)
全身が真っ黒で触角が長い虫でした。 
アリでないことは確かです。
関連記事(7年前の撮影)▶ アリを捕食するツチガエル
同一個体の観察を更に続けると…。

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