2020年5月下旬・午後14:10および14:30頃・晴れ
原っぱや道端の花壇など平地のあちこちに咲いたノボリフジ(別名ルピナス)の群落でセイヨウミツバチ(Apis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
青い蝶形花に訪れて採餌する様子を動画に撮りました。
ノボリフジの青い蝶形花での採餌法をマスターした少数個体が集粉しています。
後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を運んでいます。
花の中に侵入して竜骨弁に乗ると、テコの原理で雄しべが押し出されて竜骨弁の先端部から花粉が魔法のように湧き出てきます。
ミツバチ♀はオレンジ色の花粉を脚で掻き集め、花粉籠にまとめて持ち帰るのです。
集粉だけでなく、ミツバチは吸蜜もしていました。
ぴったり閉じた左右対称の翼弁をこじ開けるのに苦労しているのは、外役(採餌)経験の浅い個体なのかな?
私がこれまで観察した限り、ルピナスに訪花するハナバチ類の中で採餌法が上手いのは、クマバチ>セイヨウミツバチ>ヤマトツヤハナバチでした。
これは蜂の体重が重い順でもあります。
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ルピナスのピンクの花で採餌するセイヨウミツバチ♀
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