2020年5月下旬・午後13:20頃
街中を流れる川の浅瀬でハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が水浴びを始めました。
成鳥♂ならば背中も黒くなるはずなので、この個体は若鳥♂と思われます。
軽くホバリングしたり歩いたりして位置を変え、浅瀬のあちこちで行水を繰り返しています。
頭を水に漬けながら左右に振り、翼を小刻みに羽ばたかせて水飛沫を全身に跳ね上げます。
水浴の作法は、カラスの行水と似ていました。
望遠レンズを装着してハイスピード動画に撮りたかったのですが、私がもたついている間に逃げられそうなので、今回は最後まで撮り切ることに専念しました。
▼関連記事(1〜2年前の撮影)
・夕暮れの川瀬で虫を捕り水浴するハクセキレイ♀(野鳥)
・川岸で水浴びするヒヨドリとハクセキレイ♂(野鳥)
ハクセキレイ若鳥♂は水浴後に少し飛んで石だらけの中洲に移動すると、身震いして羽根の水気を切りました。
嘴を足元の小石に何度も擦りつけているのは、何の意味があるのか分かりません。(真空行動、転移行動?)
さっぱりしたハクセキレイ♂は中洲から飛び上がると、コンクリート護岸の中段へ移動しました。
羽根の水気を切りながら石垣の苔に頭を擦り付けています。
羽繕いをして濡れた羽根を整えると、コンクリート護岸に沿って歩きながら餌を探し始めました。
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