2020年5月下旬・午後13:40頃
平地の原っぱに咲いたシロツメクサの群落で、最近お気に入りのヤマトツヤハナバチ♀(Ceratina japonica)が訪花していました。
正当訪花でシロツメクサの細長い花筒に長い舌を差し込んで吸蜜する様子をマクロレンズで接写してみました。
後脚の
マメ科のシロツメクサを接写すると、小さな蝶形花の丸い(球状の)集合体であることがよく分かります。
最後に花から飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
この原っぱにはルピナス(=ノボリフジ)の大群落が咲き乱れていて、この日もツヤハナバチ♀はせっせとルピナスの花粉を集めていました。
ルピナスでの集粉が一段落するとヤマトツヤハナバチ♀は同じ原っぱに咲くシロツメクサに切り替えて吸蜜に専念する、というように訪花する植物を使い分けているのだとすれば、興味深いところです。
同じ原っぱでも下層にシロツメクサの花が咲き、上層では丈の高いルピナスが咲いている、というようにマメ科植物の花もニッチを上下に棲み分けています。
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