2020年5月下旬・午後12:50頃・くもり
平地の街路樹として植栽された木にエゴノキの花のような白い花が下向きに咲いていました。
しかし葉の形がエゴノキとは違います。
庭木の図鑑で調べてみると、ハクウンボク(別名オオバジシャ)という耳慣れない樹木でした。
エゴノキの花と似ていたのも当然で、同じエゴノキ科エゴノキ属なのだそうです。
花の芳香はなんとも形容し難い独特な和の香り?で、個人的にあまり好みの匂いではありませんでした。
イチョウやケヤキの並木道に1本だけ唐突に現れ、異彩を放っています。
散った花(落花)が歩道に散乱していました。
ハクウンボクの総状花序に複数のセイヨウミツバチ(Apis mellifera)のワーカー♀がせっせと訪花していました。
後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を付けています。
雄しべの束の根元に潜り込んで吸蜜し、体に付着した花粉を巣に持ち帰るようです。
必ずしも雄しべに花粉がたっぷり残った花を選んで訪花している訳ではなく、おそらく花蜜が目当てなのでしょう。
風が吹いて絶え間なく枝が揺れるので、小さな虫を撮影するには悪条件でストレスの溜まる日でした。
(風揺れのせいで、被写体に思い切ってズームインできません。)
複数個体を撮影。
セイヨウミツバチ♀@ハクウンボク訪花採餌 |
ハクウンボク:花 |
ハクウンボク:葉 |
ハクウンボク:幹 |
ハクウンボク落花@歩道 |
0 件のコメント:
コメントを投稿