2019年6月中旬
民家の庭木に白い大きな花が咲いています。
うろ覚えでビワの花かと思ったのですが、調べてみるとタイサンボク(泰山木)という常緑樹でした。
ヤマケイポケットガイド5『庭木・街路樹』p223によると、栽培適地は東北南部以南とのこと。
山形県は分布の北限ということになります。
名前が分かるとあちこちでよく目につくようになりました。
タイサンボク樹冠部の葉裏にミノムシ(蓑虫)が2匹ぶら下がっていました。
蓑を作った材料の葉片が大きいので、おそらくニトベミノガ(Mahasena aurea)の幼虫でしょう。
1匹目の個体は枯葉のみで蓑を作り、静止しています。
葉裏への接着点の近くに虫食い穴(食痕)がありました。
2匹目の個体は蓑に青葉の破片を2枚付けています。
葉先に食痕があり、葉裏をゆっくりと徘徊移動中でした。
▼関連記事(3年前の撮影)
・イタドリの葉を食すニトベミノガ幼虫(蓑虫)
・イタドリの葉と蓑虫:ニトベミノガ(蛾)幼虫
ニトベミノガ?(蛾)幼虫a:蓑虫@タイサンボク葉裏 |
ニトベミノガ?(蛾)幼虫a:蓑虫@タイサンボク葉裏 |
ニトベミノガ?(蛾)幼虫b:蓑虫@タイサンボク葉裏 |
タイサンボク花 |
タイサンボク花 |
タイサンボク蕾 |
タイサンボク幹 |
0 件のコメント:
コメントを投稿