2019年6月中旬・午後17:18
開け放しておいた窓からヒメスズメバチ♀(Vespa ducalis)が迷い込み、室内を飛び回り始めました。
巨大な♀なので、この時期だと創設女王と思われます。
自分の営巣地または獲物となるアシナガバチの巣を探索中なのでしょう。
ハチが苦手なヒトには、重低音の羽音が恐ろしげに聞こえるかもしれません。
ヒメスズメバチの創設女王だと冷静に見分けられれば、無闇にパニックになる必要はありません。
日本産のスズメバチ類の中でもヒメスズメバチはヒトに対する攻撃性が最も低く、しかも創設女王はワーカー♀よりも穏健なので、この状況では刺される心配はありません。
こちらが大騒ぎしたり下手に手出しをしたりしないで、窓を大きく開け放つなど脱出路を確保してやれば、独りでに出ていってくれます。
室内を暗くして外の方が明るい状況にするのも有効です。
室内を探餌飛翔するヒメスズメバチの女王蜂は、白い壁に立て掛けておいた迷彩ブラインドの絵柄に興味を示したようです。
野外の茂みと誤認してくれたのなら、ブラインドとして優秀だとお墨付きをもらったことになりそうです。
ヒメスズメバチ創設女王@室内飛翔 |
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