2016年4月下旬・午後18:42
日が暮れてから山裾の杉林の樹冠の辺りからフクロウ(Strix uralensis)の鳴き声が断続的に反響して聞こえてきました。
どこにいるのか姿は見えませんが、鳴き声だけでも動画で録音してみます。
ちなみに、この日の日の入り時刻は午後18:26、撮影直後に測定した空の照度は2ルクスでした。
この杉林のどこかで営巣していたら嬉しいなー。
鳴き声だけでフクロウ(Strix uralensis)と決めつけるのは危険ですかね?
フクロウの鳴き声を声紋解析してみる?
【追記】
後澤正知『初夏の使者アオバズク』によると、(『雪国上越の鳥を見つめて』p66-68より抜粋して引用)
・アオバズクが上越地方に渡ってくるのは4月下旬です。最初は♂が飛来します。日が沈みあたりが暗くなる頃、♂は境内にある木の高い所に止まって「ホッホー、ホッホー」と二声ずつの高い音色の鳴き声で、♀を呼ぶようになります。
・アオバズクが活動を始めるのは、日没が過ぎ、あたりが暗くなる頃からです。(中略)求愛給餌の餌はコウモリがほとんどです。
・アオバズクの(雛の)餌は主に昆虫今回私が聞いた鳴き声がアオバズクと決めつけるには早計なのになぜこの記述(下線部)に注目したかというと、撮影地点の近くにコウモリが出入りする昼塒があるからです。
もしかすると、コウモリとフクロウの空中戦が夜な夜な繰り広げられているかと想像すると興奮します。
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