2015/01/03
屋根に片足立ちで佇むアオサギ(野鳥)
2014年9月下旬
街中を流れる川沿いに建つ民家の屋根に大きなアオサギ(Ardea cinerea jouyi)の成鳥が一羽佇んでいました。
屋根に止まる姿は初見です。
冠羽が無いのは非繁殖期だから?
川をじっと見下ろしているので、てっきり魚影を探しているのかと思いしばらく粘って観察してみました。
おそらくただの休息らしいと分かってきました。
西日を浴びて黄昏れています。
のんびりと羽繕いを始めました。(@0:28〜)
嘴で首の根元を掻くように撫で付けています。
次に翼の付け根を嘴で羽繕いしています。
左足の爪で首を掻いています。(@2:09)
屋根の縁まで歩いて移動しました。
川面を見下ろすも、予想に反して飛んでくれません。
なんとも哀愁のある立ち姿です。
空を飛んでいるトンボには見向きもくれません。
やがてリラックスすると片足を上げた姿勢になりました。(@3:38)
フラミンゴの一本足を連想しましたが、疲れた筋肉を片足ずつ休ませているのでしょうか。
トタン屋根が西日で熱いのであれば、もっと頻繁に足を踏み変えるはずです。
首をすくめていたアオサギが片足立ちのまま急に首を伸ばして遠くを眺めました。
何事もなかったようで再び首をすくめた姿勢に戻ります。
長撮りに疲れた私が川の対岸を歩いて少しずつ近づくと、警戒したアオサギは屋根を歩いて死角に隠れてしまいました。
更にしつこく対岸を歩いて回り込み、撮影続行。
夕陽を浴びたアオサギの横顔が美しいですね。
急に身を屈めると飛び立ち、下流方向へ飛び去りました。
飛びながら腹立たし気にグワーッ♪と一声鳴きました。
近くの鎮守の森のスギの梢に着陸しました。
枝葉に隠れて姿は見えませんが、ここを夜の塒とするのでしょうか。
アオサギの鳴き声を声紋解析してみる
いつものようにオリジナルのMTS動画ファイルから音声をWAVファイルにデコードしてから鳴いている部分を切り出し、スペクトログラムを描いてみました。
やや遠いせいか、低周波成分の多い不鮮明な声紋ですね。
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