初期巣に出入りするフタモンアシナガバチ創設女王の飛翔【ハイスピード動画】
2013年6月上旬
道端に咲いたフランスギクの群落で一本の茎にフタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)の創設女王が営巣していました。
巣盤は地上約50cmの高さで茎に対して横向きに付いており、育房は北東を向いていました。
未だワーカーが一匹も羽化する前の初期巣の段階で、女王が単独で営巣しています。
育房数は31室で白い卵の産み付けられた育房や、大量の蜜滴を貯蔵した育房が見えます。
巣に出入りする女王の飛翔シーンを240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
巣を離れると隣接する草地を飛び回っていましたが、やがて見失いました。
巣の横で待っていると女王が帰ってきます。
巣材を集めて来ると育房の増設に取り掛かります。(映像公開予定)
それが終わると巣盤の裏側に回り込み、身繕いや休息を行います。
出かける前には必ず育房を点検してから巣盤の最上部より飛び立ちます。
つづく→「フランスギクの茎に初期巣を作るフタモンアシナガバチ創設女王」
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