2026/07/26

ギンヤンマ♂の縄張り占有飛翔【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2026年5月下旬・午後15:10頃・晴れ 

山麓にある池Hでギンヤンマ♂(Anax parthenope julius)が縄張りを張ってパトロールしていました。 
ネイチャーガイド『日本のトンボ』という図鑑を紐解いてギンヤンマの生態を調べると、
成熟♂は日中、池沼の上を飛んで縄張り占有し、他の♂が侵入すると激しく追い払う。♀を見つけると交尾して付近の植物に静止する。朝夕の薄暮時には摂食飛翔を行う。(p207より引用)
池Hの岸辺に沿って低く飛び回っていますが、右回りにも左回りにもなります。 
産卵地点を探す♀の飛び方ではありません。 
途中から隣の池Lの方へ行くこともありました。
ぐるぐると忙しなく飛び回るので、もっとズームアウトすべきかもしれませんが、ある程度は寄りで撮らないとトンボの種類や性別を見分けられないのです。 

1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:34〜) 
次に、ギンヤンマ♂の縄張り占有飛翔を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:49〜) 
飛んでくる巡回ルートが大体分かったので、岸辺近くの抽水植物の辺りに置きピンをして待ち構えていれば、結構楽に撮影できました。

関連記事(8年前に平地の溜池で撮影)▶ 池で縄張り占有飛翔するギンヤンマ♂


次の段階として、ギンヤンマ♂が同種のライバル♂とか別種のトンボに対して空中戦を挑んで縄張りから追い払う様子をハイスピード動画で撮ってみたいものです。
しかし、激しく飛び回るので撮影がとても難しいのです…。

2026/07/25

追いかけっこ遊びに夢中で排水溝の雪解け水に落ちるニホンザルの幼獣【トレイルカメラ】

 



2025年4月上旬・午前11:10頃・くもり・気温10℃ 

ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れが春の林内を遊動しています。 
雪解け水が貯まった素掘りの排水溝(幅〜2m)を子猿が一気に跳び越えるのは無理なようで、根元が冠水したマルバゴマキ(別名マルバゴマギ、ヒロハゴマキ、オオバゴマキ)の落葉灌木を経由して対岸に渡っています。 
それが子猿にとってはたまらなく楽しいらしく、何度も繰り返しています。 

水路内に気になる物があるようで、子猿は何度も水没灌木に跳び移って、水中を覗き込んだり、手ですくおうとしたりしています。 
両生類(の卵?)を捕まえようとしているのかな?
好奇心旺盛なのは子猿だけで、成獣は排水溝を素通りしています。

子猿が水面を覗き込んでから後足で立ち上がり、後続の仲間を探しています。 
追いついてきた子猿と追いかけっこや取っ組み合いの遊びが勃発しました。 
遊びに夢中になって右に左に渡河を繰り返している間に、2頭の幼獣ともうっかり落水してしまいました。 
岸で身震いして、ずぶ濡れになった毛皮の水気を切りました。 
なんとも微笑ましい光景でした。 

やんちゃな子猿の跳躍および落水シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:01〜) 
※ 子猿が落水した水音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


つづく→

落ちているオニグルミの堅果を次々に拾って隠したり食べたり持ち去ったりするハシボソガラス(野鳥)貯食行動

 

2025年4月上旬・午後14:10頃・晴れ 

蓮池の岸が少し斜面になっていて、スギの落ち葉やオニグルミの落果が大量に散乱しています。 
平地なので残雪はもう完全に溶けています。 

1羽のハシボソガラス(Corvus corone)が土手を歩き回り、餌を探していました。 
オニグルミの落果を選り好みした後で、1個を咥えてトコトコ歩いて行きます。 
地面に浅く埋めると、落ち葉を被せて隠蔽しました。 
しかし貯食場所として適していないと判断したようで、クルミの実を再び拾い上げて運んで行きます。 
土手のもう少し上の地点に埋めて隠し直し、広葉樹やスギの落ち葉(枯葉)を被せて隠蔽工作も抜かりありません。 

探餌徘徊に戻ったハシボソガラスは、2個目のオニグルミ堅果を咥えたまま歩き去ります。
クルミ堅果を地面に置いて足で押さえつけながら嘴でつついたのは、地中に埋めるつもりだったのでしょう。 
ところがクルミの殻が割れてしまったようで、中身をほじくる採食行動に切り替えました。 
カラスが高所からの投げ落とし行動をしないでクルミの殻が割れてしまい、中身を食べたのは初見かもしれません。 

食後のカラスがホッピングして移動したのは、機嫌よくスキップした訳ではありません。 
池の岸に上陸していたカルガモを追い散らしたのです。 
ハシボソガラスの歩行はウォーキングを主体とするので、ホッピングする姿は珍しいです(ハシブトガラスと逆)。 
カルガモは池に飛び込んで避難しました。 

餌の探索に戻ったハシボソガラスが、落ちているクルミを吟味物色しています。 
3個目のオニグルミ堅果を選んで咥えると、歩いて運搬。 
土手を少し登った地点に浅く埋めると、落ち葉を被せて上手く隠しました。 

4個目に拾ったクルミの実を咥えたまま飛び立ちました。 
池の上空を低く飛ぶと、民家のトタン屋根を飛び越えながら脱糞し、市街地へ飛び去りました。 
今度は硬い路上に投げ落としてクルミの殻を割り、中身を食べるのでしょう。 


【考察】
落ちていたオニグルミ堅果をハシボソガラスが短時間に次々と貯食しました。 
落ちていた地点から少し歩いて運んでから埋め直したのがポイントです。 
クルミの実を隠した地点を全て記憶しておいて、後日食べに来るはずです。 
忘れたり食べ残してしまったオニグルミの堅果からやがて発芽するので、カラスはオニグルミの種子散布に協力していることになります。

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