2025/11/05

林内に捨てられたキャットフードの空き袋に残る歯型の謎【フィールドサイン】

2024年9月上旬 

平地の二次林で用水路の岸に捨てられていた不燃ゴミが気になりました。 
キャットフード「銀のスプーン:まぐろ」の空き袋が落ちていたのです。 
調べてみると、飼い主(ヒト)がハサミできれいに開封した後に、何者かが空き袋を真ん中からビリビリに破いて中に残った汁を舐めたようです。 
動物の歯型というよりも、鳥が鋭い嘴でつついて引き裂いた跡かもしれません。



こんな辺鄙な所にヒトがわざわざゴミを1個だけ捨てに来るとは思えませんし、住宅地から風で飛ばされてきたのなら、防風林の林縁で見つかるはずです。 
トレイルカメラを設置すると、現場は野生動物の獣道になっています。 
おそらくキャットフードの強烈な残り香に惹かれて、野生動物やカラスがゴミ捨て場から空き袋を持ってきたのだろうと想像できました。 
この二次林にはイエネコだけでなく、タヌキやキツネなど残飯を荒らす野生動物も往来することが分かっています。 

もちろん、写真に撮ってから不燃ゴミを持ち帰って適切に捨てました。 
放置しておけば、プラスチックのゴミは永遠に分解されず林内に残ったままです。
野山にゴミを撒き散らす野生動物やカラスはけしからん!とは必ずしも言い切れません。 
元々は近隣住民のゴミの捨て方に問題があるのが元凶だからです。


ミズキの枯木を登るコゲラ【野鳥:トレイルカメラ】

 


2024年8月中旬・午後12:10頃・気温29℃ 

平地の二次林でニホンアナグマの営巣地(セット)を見張っている監視カメラにコゲラDendrocopos kizuki)が写りました。 
枯れて朽ちたミズキの幹を身軽に登っています。 
短い登場シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。

つづく→

2025/11/04

溜め糞場の近くで夏の早朝に立ったまま休むニホンカモシカ【トレイルカメラ】

 


2024年8月中旬 

シーン0:8/10・午後12:46・くもり(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の様子です。 
里山でスギと雑木の混交林にあるニホンカモシカCapricornis crispus)の溜め糞場sr2をトレイルカメラで見張っています。 


シーン1:8/19・午前5:54(@0:03〜)・日の出時刻は午前4:55 
早朝に、獣道の奥の茂みの中にカモシカが佇んでいます。 
後ろ姿ですが、ときどき耳を動かしたり顔の向きを変えたりするだけで、その場に立ち尽くしています。 
基本的に画面の左から右に向かって斜面が登っているのですが、この辺りだけ平坦になっている地形なのです。 

もしかして、立ったまま反芻や排便をしていたのでしょうか? 
手前の生えたスギの横枝が邪魔で、カモシカの肛門が見えませんでした。 
後で思うと、糞粒の有無を現場検証すべきでしたね。 


※ 動きのない退屈なパートは、5倍速の早回し映像でお届けします。 
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


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