2025/10/09

アンズの落果には目もくれず走り去るハクビシン【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年7月中旬



シーン0:7/5・午後15:20・晴れ(@0:00〜) 

明るい日中にたまたま撮れた現場の様子です。 
アンズ(杏)の木の下に散らばっていた落果を拾い集めて1箇所にまとめ、無人センサーカメラを設置してみました。 


シーン1:7/11・午後21:40頃(@0:06〜) 
アンズ落果の山にいつの間にかカキノキの落ち葉が乗っています。

晩に尻尾の長い獣が左下から左上へ走り去りました。 
長い尻尾の後半が黒いので、ホンドテンではなく、ハクビシン(白鼻芯、白鼻心;Paguma larvata)のようです。 

ハクビシンは雑食性で、果実も食べるらしいのですが、今回はなぜかアンズの落果に興味を示しませんでした。 
アミグダリン(青酸配糖体の毒)による青酸中毒を恐れたハクビシンが、アンズの落果がまだ完熟していないことを匂いで察知したのかな? 
短い登場シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:15〜)

マスクメロンの種子を採る

2024年7月中旬 

食後のデザートで食べたマスクメロンから種子を採ってみました。
甘く熟した果肉を食べながら種子を吐き出し、きれいに水洗いしてから乾燥させます。 
種子散布の資料とするために、写真に撮りました。 

メロンの果実はてっきり液果だと思い込んでいたのですが、ウリ科植物の果実は瓢果(ひょうか)に分類されるのだそうです。 
自然界でメロン瓢果の種子は、被食型の動物散布で分布を広げると考えられています。 
もしも今後、タヌキやニホンザルの糞からメロンの種子が見つかったら、比較・同定するための資料となります。

枯木にいたルリボシカミキリ♀の逃避行動

 

2024年7月下旬・午後14:00頃・晴れ 

平地の二次林で立ち枯れした朽木(樹種不明)でルリボシカミキリ♀(Rosalia batesi)を見つけました。 

幹に下向きで止まって触角を振り立てています。 
腹端をヒクヒクと出し入れしていたので、産卵しそうです。 
ところが、なぜか急に慌てて幹の陰に回り込んで隠れてしまいました。 
枯木の幹を徘徊していた微小アリに噛まれたのかな? 
側面から撮影した後に背面からも撮ろうとしたら飛び去ってしまい、その瞬間も撮り損ねてしまいました。
それでも、美しいルリボシカミキリと久しぶりに出会えて嬉しかったです。

『新カミキリムシハンドブック』でルリボシカミキリのホストを調べると、
♀は、朽ちた広葉樹の樹皮の隙間などに産卵 
ホスト:ブナ・クヌギ・シラカンバ・カエデ類など広葉樹の不朽木(p52より引用)
ルリボシカミキリ♀が来ていた朽木の樹種を知りたいのですが、生きた葉も枯れた葉も全く残っていないので、素人には難しいです。
なんとなくオニグルミやハリギリではないかと思うのですが、まだ樹齢が若い時期に立ち枯れしたらしく、樹皮の図鑑と見比べても、典型的な樹皮の写真とは違っています。 

夏の二次林(雑木林)は樹冠に木の葉が鬱蒼と生い茂り、昼間も日光があまり射さず、薄暗いです。 
林床にはわずかな木漏れ日しか射しません。 
この木も日照不足で光合成が充分にできずに立ち枯れしてしまったのかもしれません。 


【アフィリエイト】 

ランダムに記事を読む