2025/01/31

クモの網から救出したヒメクロホウジャク(蛾)が飛び去るまで【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2023年10月中旬・午後13:00頃・晴れ 

郊外で家庭菜園の花壇の手前に建てられた鉄パイプの柵(実際はアルミ管)にクモの円網が張り巡らされ、そこに1頭の蛾(スズメガ科)が捕らえられていました。 
花壇に訪花しようと飛来した蛾が道端の網にかかったようです。
ズグロオニグモYaginumia sia)などコガネグモ科が人工物の足場枠に張った垂直円網だろうと予想したのですが、なぜか網の主は見当たりませんでした。 
もしかすると夜行性のクモで、昼間は隠れているのかもしれません。
飛翔力の強いスズメガ類がクモの網に掛かって逃れられないでいるのは珍しいと思い、写真に撮りました。 
全く動かず粘着性の糸にぶら下がっているだけなので、てっきりこの蛾は死んでいるのかと思いました。 

蛾の腹面しか見えなかったので、同定用に背面の写真をしっかり撮るために、クモの網から手掴みで外してやりました。
途端に蛾は激しく羽ばたいて暴れ始めました。 
暴れ疲れて擬死(死んだふり)していただけと判明。 
そうと分かれば、クモの糸にぶら下がっていた状態も動画で記録すべきでしたね。 
すでに疲労困憊しているのか、すぐに私の掌の上で大人しく静止してくれました。 
翅の鱗粉はほとんど剥げ落ちてしまっていますが(まさか憧れのオオスカシバ?!)、胸背がウグイス色だったので、ヒメクロホウジャクMacroglossum bombylans)だろうと判明しました。 
図鑑で近縁種の前翅長を比べると、ヒメクロホウジャクが15〜18mm、クロスキバホウジャクが25mmなので、今回の小さな蛾はヒメクロホウジャクでしょう。 

救出した蛾は翅を小刻みに震わせて、飛び立つ前の準備運動をしています。 
手乗りヒメクロホウジャクが飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:31〜) 
しばらくすると、胸部飛翔筋による準備運動で体温が充分に上がったらしく、ようやく自発的に飛び去りました。 
私の体温で、手乗り蛾を少し温めてやれたかもしれません。
腹端付近に細い白帯が見えました。 


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2025/01/30

晩冬の雪原に帰巣するホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年2月下旬〜3月中旬 

休耕地で越冬するホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の営巣地を自動撮影カメラで見張っています。 
帰巣シーンをまとめてみました。


シーン1:2/29・午前5:32・気温-1℃(@0:00〜)日の出時刻は午前6:09。 
採餌のために外出していた夜行性のタヌキが、夜明け前に右下手前(落葉した二次林)から独りで帰ってきました。 
トボトボ歩いてきて、そのまま手前の巣穴Mに入りました。 

暖冬のため雪がほとんど溶け去り、営巣地の手前側は地面が露出しています。 (奥には残雪が見えます。) 


シーン2:3/11・午前4:55・気温-7℃(@0:31〜)日の出時刻は午前5:53。 
雪が少し積もり、タヌキの営巣地は一面の銀世界に戻っていました。 
雪面は凍結しているようで、タヌキが歩いても足跡が残りません。 

左から戻って来たタヌキが巣口Lの匂いを嗅ぎ、振り返って身震いしてから手前の巣穴Mに入りました。 


【考察】 
同じ穴のむじなと言われる通り、アナグマとタヌキが同じ巣穴で暮らしていることになります。
(アナグマの入巣Mシーンは、映像公開予定) 
巣穴の内部構造がどうなっているのか分かりませんが、少なくとも巣口Mは共有していることになります。 
お互いに他者(別種)の侵入に対して寛容なのが不思議です。 
自力で地中に深い穴を掘れないタヌキにとって、よほどの住宅難なのでしょう。 



木に登って幹をつつくアカゲラ♀(冬の野鳥)

 

2024年2月下旬・午後15:20頃・くもり 

郊外の雑木林で見つけたアカゲラ♀(Dendrocopos major)です。 
後頭部が赤くないのが♀の特徴です。 

落葉した木(樹種不明)の幹を登りながら、あちこちつついて中に潜む虫を探しています。 
左に少し飛ぶと、隣の木でもつつきました。 
この個体は全く鳴きませんでした。


【追記】
キツツキの足には4本の指があり、通常は2本が前を向き、2本が後ろを向いています。
このような足指の配置を、「外対趾足がいたいしそく」と呼びます。
第4指(通常は後ろ向き)が水平に動かせるのが特徴です。
これにより、木の幹を登る際には「外対趾足」の形態をとり、枝に止まる際には「対趾足」の形態に変化させることが可能です。
この足の構造は、キツツキが木に登ったり、垂直な幹に止まったりするのに適しています。
キツツキは両脚と硬い尾羽の三点で体を支えます。
特に尾羽は中央の4枚が太くて硬く、両端の2枚は柔らかいという特徴があります。
(Perplexity AIの回答より)

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